トピック

毎日使っているサーモスのコーヒーメーカー【私の2021】

【私の2021】編集部員が2021年に使って気に入ったモノ・サービスなどを紹介します。

サーモス 真空断熱ポットコーヒーメーカー ECK-1000

5月のゴールデンウィーク中に買って以来、土日も含めて毎日使っているのが、本誌でも紹介したサーモスの真空断熱ポット コーヒーメーカー「ECK-1000」です。

自分自身でもここまでの頻度で使うとは思っていませんでしたが、7カ月以上ずっと使い続けています。就寝前には、キッチンスケールとコーヒー豆用の計量カップをキッチンに出してから寝て、翌朝はまず最初にコーヒー豆を計量して、グラインダーで豆を挽くことから始めます。コーヒーメーカーの始動がモーニングルーティン、日常生活の一部になっています。

以前の記事でも触れていますが、ECK-1000は価格などの手軽さと味のバランスが自分にとっては絶妙でした。私はこのコーヒーメーカーで、200gで500円程度の比較的安価なコーヒー豆と、メリタの白いペーパーフィルターの組み合わせで淹れています。豆はこの価格帯で複数試しましたが、カルディの「マイルドカルディ」に落ち着きました。批評系雑誌ではあっさりし過ぎかもなどと評されもしますが、毎日600mlを飲む私にはこれぐらいのライトな(=浅煎りの)感じの豆がちょうどよいと感じています。

豆も道具も技法にもこだわり抜いて淹れたスペシャルなハンドドリップのコーヒーというのは、食事に例えると高級なトンカツのようなもので、例え自分で淹れても1日に何杯も飲みたいとは思えないことが多いのですが(たいてい深煎りの豆を使うことも影響していますが)、このコーヒーメーカーと安めの豆の組み合わせなら、1日に何杯も飲める、いい塩梅に気安いコーヒーができあがります。

使い続けて少し不満に感じているのは、セットになっている真空断熱ポット(ECH)の中せんの構造でしょうか。構造が少し複雑で、分解する時にけっこう力が必要なパーツがあります。パーツ数を減らすとか、ねじ回し式で固定するとかの改善を望みたいところです。

サーモスのコーヒーメーカーで在宅勤務のコーヒー事情が改善

レーザーマーカー付き赤外線放射温度計 AD-5619

フライパンで調理をする時に100%出動するのがこのアイテム。慣れた人は音や泡立ちとかで適温のサインを見逃さくなるのでしょうが、自炊経験の浅い私には、温度計で鉄板の熱さを客観的に計測できることで、不安を減らしたり失敗の原因究明に役立たせることができます。惜しむらくは、ほとんどの調理レシピは調理時のフライパンの温度に触れておらず、自分で「●●℃なら上手くいった」とかのノウハウを貯めないといけないところでしょうか。

フライパンの温度が知りたい。触れずに測れる放射温度計

ジョイ 逆さボトル

洗浄能力ではなくボトルの機能や形状に心の中で拍手喝采を送った商品。蓋開け操作不要、ほっといても詰まりナシと、個人的に洗剤ボトルで不満だったポイントがことごとく解消されていて感動しました。押して少し圧力をかけるとプチュッという手応えとともに洗剤が出る構造ですが、慣れないうちは出しすぎてしまうものの、手加減に慣れると少量でも出せるようになりました。

Visaデビットカード

存在は知っていたものの、使ってみたらあれよあれよという間にメインカードになってしまったのがVisaデビットのカードです。

これに関しては、クレジットカードを使いすぎて毎月大変なことになっており、そうした状況から抜け出したいという個人的前提条件の影響も大きいのですが……今ではコンビニ・スーパーで使うd払い、モバイルSuicaのチャージ、スマートフォンのGoogle Payで使うVisaタッチ、ネット通販の決済と、あらゆる場面でVisaデビットを使い、明朗・健全会計に努めております。

コーヒーメーカーを買ったらVisaデビットカードを作っていた話