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テレワークでも会社でも、同じ道具で仕事する。売れ筋ツールケース
2021年5月25日 08:20
オンライン化やテレワークが浸透している今、出勤せずに自宅で仕事をしている人も多いはず。自宅での作業で意外と困るのが、使い慣れた文具がないこと。適切なペンを家の中から探すだけでもストレスになりますから、仕事で必要なものは常に持ち歩けるといいですよね。
そんな時に便利なのが、ツールケースです。ペンだけでなく事務用品まで収納できるツールケースは、テレワークの増加とともに人気も高まっています。そこで今回は生活雑貨を幅広く取り扱い、ツールケースのバリエーションも豊富な渋谷ロフトで、売れ筋商品や最近のトレンドについて話を伺いました。
「コロナ禍でテレワークが進むにつれて取り扱うメーカーや種類が増えてきました。当初は事務用品を扱うメーカーが発売しているシンプルなデザインのものしかありませんでしたが、カジュアル系のメーカーも出し始めてバリエーションが増えた、という印象です。そのためファッショナブルでデザイン性の高い商品が加わり、より自分好みのものが選べるようになったと思います」と、プレス担当の高橋祐衣さん。
トレンドは中身が見えるメッシュタイプ
渋谷ロフトでの、最近のトレンドはメッシュ素材だと高橋さん。中身が見えるため、「どこに入れたっけ?」と探すことなく欲しいものを取り出せるのが一番のメリットです。
「メッシュ素材でもカラフルな商品が増えていて、ミドリ『ペン&ツールポーチ メッシュ』は一番の売れ筋です。女性にウケそうなカラーリングですが、シンプルで使いやすいと大人の男性にも人気なんですよ。この商品はペンや小物を入れるポケットが色つきのメッシュになっているため機能的にもデザイン的にも優れていて、整頓した状態で収納できると好評です。今はマスクを入れるなど、いろいろな用途で使われると聞いています」
ペン&ツールポーチ メッシュのサイズは230×170×10mm(幅×高さ×奥行)。
人気のメッシュ素材はサイズもデザインもバリエーションが豊富、しかもリーズナブルな価格帯が多いのも魅力です。昔からあるシンプルなデザインのミドリ「メッシュペンポーチ」も、メッシュ人気の波に乗って再び売れているそうですよ。メッシュペンポーチのサイズは210×125×30mm(幅×高さ×奥行)。
立てて使える省スペースモデルやトレー型も人気
続いての売れ筋は、「立てて使える」タイプです。ペン以外にスマホを立てて収納できるなど省スペースで使うことができるので、自宅だけでなく「気分を変えてカフェでテレワーク」という時にも便利だと高橋さん。とくにロフトで売れている商品を聞いてみました。
「ソニックから発売されているユートリムシリーズの『スマ・スタ』が人気です。スマ・スタはサイズ展開も多彩なので、テレワークのスタイルによって自分に合ったものを選ぶことができます。開くとマグネットで固定できるので、簡単に、しっかり自立するのもいいところ。サイズによっては事務用品からガジェット系まで、多くのアイテムをまとめてすっきりと置くこともできます」
メッシュ地の小物ポケットが付いていたり、中身が動かないように固定できるバンドホルダーが着いていたりと、すっきりと収納できるさまざまな工夫が見られるのもうれしいところです。モバイル 立つバッグインバッグのサイズは175×175×58mm(幅×高さ×奥行)、A5 立つバッグインバッグのサイズは245×195×58mm。
自立型では、コクヨがビジネスマン向けにリリースした新シリーズ「サードフィールド」の「スタンドツールポーチ」も人気商品のひとつ。開いてボタンで固定するタイプで、生地のしっかり感など、コクヨらしいクオリティの高さがうかがえるアイテムです。サイズは190×150×45mm(幅×高さ×奥行)。
「ペン類だけをまとめて収納したい、という方にはペン立てやペントレーにように使えて出し入れしやすいペンケースがおすすめです。レイメイ藤井の『デテクールペンケース』は開口部が手前を向いて斜めになるので、探しやすく、取り出しやすいのが特徴。残ったペンは手前に寄るので、戻す時は奥に入れるだけととてもスムーズです。カミオジャパンの『パコトレー』はトレー型の代表格。底の部分に付いているマグネットを合わせることで開いた状態をキープできます。3カ所に分けて収納できるため、マーカーや色ペンなど種類を分けて収納したい人にも便利です」
デテクールペンケースのサイズは65×195×95mm(幅×高さ×奥行)、パコトレーペンケースのサイズは185×60×50mm。パコトレーペンケースにはサイズが大きいビッグキャパもあり、185×70×70mm。
中身もしっかり保護するハード系は型崩れもなし
ペンだけでなく、各種ケーブルやアダプター、モバイル用のバッテリーやルーターなども一緒に収納し、電子機器類も安全に持ち運びたい、という人にはハードケースが最適です。バッグに入れても型崩れせず、中身を保護できるのがハード系のいいところです。
「ハード系では、ハイタイド『ネーエ ハードシェルケース』やデルフォニックス『クライバー ストレージケース』が人気です。どちらも耐衝撃性があり、スーツケースのようにケースが全開になるラウンドファスナーを採用。収納した小物をきっちりとホールドする機能も付いています。ハイタイドはデザイン性に特化した雑貨のような文具が多く、ハードケースもゴツゴツとしたアイコニックなデザイン。デルフォニックスはオシャレ文具で知られるメーカーの商品らしい、上品でスタイリッシュな印象のアイテム。ともにカラーバリエーションが豊富で、PCやタブレットが入るサイズまで展開しています」
ハイタイド「ハードシェルケースS」のサイズは182×60×90mm(幅×高さ×奥行)、デルフォニックス「クライバー ストレージケース スリム」のサイズは90×40×215mm(幅×高さ×奥行)。
素材やサイズ、使用スタイルまで驚くほど品揃えが豊富なツールケース。中身が見えて整理しやすいものがいいのか、省スペースで使えるのがいいのか、型崩れしない丈夫なものがいいのか、使用シーンや入れるもの、好みに合わせて選べますね。また、デザイン性を重視して気に入ったアイテムを選べば、仕事のやる気にも繋がるはずです。ぜひ自分に合ったツールケースを使って、より快適な“場所を選ばない働き方”を目指しましょう!
なお、記事内の価格はすべて渋谷ロフト販売価格(5月17日時点)です。