いつモノコト
PayPayを使うためにスタバカードをLINEに移行した
2022年11月3日 09:00
スターバックスでよくコーヒーを買うので、会員サービスの「My Starbucks」に登録しています。同サービスに登録すると、店頭到着前に注文できる「モバイルオーダー」が使えたり、スター(ポイント)を貯めてドリンクなどと交換できたりとさまざまな特典が受けられるのです。
利用にはスタバの公式アプリをインストールする必要があり、アプリでは店頭やモバイルオーダーでの支払いに使えるスタバカードが発行されます。スタバカードへの入金は、店頭だと現金も使用できますがオンラインではクレジットカードのみに対応。
普段は店舗外から頼めるモバイルオーダーを使っているので、店頭で入金する機会はなく、クレジットカードでチャージしていました。正直なところ、コーヒーを買うためだけにクレジットカードを頻繁に使うのはなぁと思っていました。
ですが先日、LINE上で発行するスタバカードだと、PayPayやLINE Payからチャージできることを知りました。筆者はPayPayと銀行口座を紐づけているので、これならクレジットカードを使わず、口座残高からチャージできると思い発行することに。
LINE上からはすぐにスタバカードを発行でき、また、もともと使っていた公式アプリのスタバカードと残高を合算できることもわかりました。
色々試してみたところ、アカウントを紐付けるとLINEのスタバカードと公式アプリのスタバカードは併用できるようで、貯めていたスター(ポイント)も合算できました。公式アプリのスタバカードからLINEのスタバカードへ移行する方法を紹介したいと思います。
LINEのウォレットタブからカード発行
LINEのスタバカードは、LINEアプリのウォレットタブにある「マイカード」から発行します。LINEのマイカードではさまざまな飲食店のポイントカードが表示されますが、その中から「LINE Starbucks Card」を選択。
次のページで「My Starbucks会員」として登録するか「新規発行」するか選ぶので、既に貯めているポイントや残高を合算するため筆者は「My Starbucks会員」をタップ。会員として登録しているメールアドレスとパスワードを入力すると発行完了です。
カードホーム画面下部の「Starbucks Rewards」に、これまで貯めたスターの数が反映されているので無事に紐付けられたことがわかります。なお、新規発行してしまうと、後から既存のMy Starbucksの登録内容と連携することはできないので注意が必要です。
また、スタバの公式アプリを開くと、Payタブ(カード一覧)に発行したてのLINEスタバカードも表示されていました。カードの残高はそれぞれ分かれていますが、「残高移行」することで合算できます。
残高移行は、スタバ公式アプリのカード一覧から、残高があるカードの「設定」から行なえます。「残高移行」をタップして、移行先カードを選択し移行額を入力すれば完了です。移行元のカードでオートチャージ設定がONになっていると残高移行ができませんが、OFFにすればすぐに移行できます。
カードへの入金は、LINEアプリのスタバカードからだとLINE PayもしくはPayPay残高からのみに対応しており、クレジットカードからの入金はできません。ですが、スタバ公式アプリからだとLINEで発行したカードもクレジットカードで入金できます。
今回、筆者はクレジットカードを使わないようにするためにLINEのスタバカードを発行したので、入金はLINEアプリ上でPayPayから行なうようにしました。LINEアプリ上からはモバイルオーダーも使えるので、カードへの入金もモバイルオーダーも全てLINE上で完結します。
LINEアプリ上でスタバのサービスを使う際、通常だと「LINEアプリ→ウォレットタブ→マイカード→スタバカード→モバイルオーダー」と何度もタップしないといけないのが難点。
ですがLINEのホームタブにある「サービス」という部分にスタバカードを追加すると、ホームタブからすぐにスタバカードにアクセスできるのでおすすめです。
これまではクレカ入金で公式アプリを使っていましたが、PayPay入金のLINEアプリに移行してからは月初に使う額を決めてまとめて入金し、計画的に利用できるようになりました。
ただし、貯めたスターをドリンク交換チケットにするには、スタバ公式アプリを使う必要があります。お金を管理しやすくなったので移行して良かったのですが、使い勝手はやはり公式アプリの方が良いのが正直なところ。今後公式アプリがLINE PayやPayPayからの入金に対応することに期待したいです。