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秋開業「トヨタアリーナ東京」は全席レザーシート・クッション仕様

TOYOTA ARENA TOKYO(1月15日撮影)

トヨタアルバルク東京は、秋開業予定の新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」の観客席の座席について、全席レザーシート、座面と背面をクッション仕様にすると発表した。全席レザーシートは1万席以上の規模のアリーナにおいて国内初となる。

快適な観戦体験を実現するため、レザーシート、クッション仕様を採用。一般的にはホスピタリティエリアやコート周辺の高単価の座席のみの場合が多いが、トヨタアリーナ東京では上層階の⼀番上の座席までPVC(ポリ・ヴィニール・クロライド)レザーシート、クッション仕様とする。

PVCレザーについては、耐久性や意匠性に優れ、石油だけに依存せず海から得られる塩素を主原料とし、環境にも配慮したものを採用した。

また、全席にカップホルダーを完備。通路の通りやすさを重視し、前の座席の背面に備える。楕円(オーバル)型の観客席設置形状のため前後の座席が少しずつ左右にずれるが、座席毎に取りやすい最適な位置に設置しているという。

全席に座面が起き上がる折りたたみ式を導入しているが、座る動作、立ち上がる動作がしやすいよう、ゆっくり跳ね上がり、起立音も静かな座席を採用した。

左から、ホスピタリティエリア設置席、下層設置席、上層設置席

4月26日、27日に国立代々木競技場 第一体育館で開催されるアルバルク東京ホームゲームで、下層席のサンプルを展示する。実際に座って座り心地を体験できる。