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ポケモンGO、日本発の新機能「GOスタンプラリー」 第1弾は大阪・関西万博

Nianticは、スマートフォン向けゲーム「Pokémon GO」に新機能「GOスタンプラリー」を追加する。第1弾は、4月13日から開催される大阪・関西万博で体験可能。会場内に設置された7カ所のポケモンのフォトスポットを巡り、スタンプを集める仕組み。万博内でスタンプを集めるには、万博の入場チケットが必要。

「GOスタンプラリー」は、特定のポケストップを訪れることで、ポケモンデザインのスタンプを1回だけ押せる機能。角度や押すタイミング、長押しの時間によってスタンプの傾きや濃さが変化し、デジタルでありながらアナログの楽しさが体験できる。押されたスタンプはスクラップブック(旧ポストカードブック)内のコレクションシートで一覧でき、後から見返すことも可能。

スタンプを一定数集めると、ロケーション背景付きのポケモンと出会える。リサーチタスクなどでのランダム出現とは異なり、今回はスタンプの数に応じて確実に遭遇できるのが特徴。万博会場ではスタンプスポットが7カ所用意されており、複数のポケモンと出会える。出現するポケモンはスタンプに描かれているものとは必ずしも一致せず、逃がした場合は再捕獲ができない点に注意が必要。

5月29日から行なわれるイベント「Pokémon GO Fest 2025」の開催地・万博記念公園を中心とした吹田市で、第2弾のGOスタンプラリーも開始予定。こちらは期間を設けず、長く楽しめる常設型で、チケットなど不要ですぐに楽しめる。

また、全国約400カ所に設置されたポケモンデザインのマンホール「ポケふた」を活用したスタンプラリーも準備中。ポケふたではデザインそのものがスタンプに反映される。数が多いため個人でのコンプリートは難しいが、フレンドにスタンプを贈れるような“協力型スタンプラリー”の新たな遊び方も取り入れる。

スタンプラリーは日本独自の遊びであり、日本の熱心なPokémon GOトレーナーの存在を背景に、日本のオフィスで開発された。従来、新機能がリリースする際は世界同時が基本だったが、本機能は日本から先行してリリースし、今後は海外展開も視野に入れる。なお、スタンプラリー機能は特別な設定なく、海外のPokémon GOアカウントでも参加できる。

Nianticでは、自治体や団体との連携、同社が独自でスタンプラリーエリアを設置するなど、日本国内を中心に拡充する方針。