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東海道・山陽新幹線、予約不要の車内荷物置場をテスト運用
2025年4月4日 17:16

JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線の「特大荷物コーナー」を7月1日から試行的に、事前予約不要で利用できる「荷物置場」とする。終了時期は未定。
東海道・山陽新幹線では、手回り品は原則として荷物棚等へ収納するよう求めているが、観光等の利用の増加に伴い、東海道・山陽新幹線(16両編成)の一部デッキ部に「特大荷物コーナー」を設置。縦・横・高さの3辺合計が160cm超、250cm以内の「特大荷物」を持ち込む際には、「特大荷物スペースつき座席」もしくは「特大荷物コーナーつき座席」を事前に予約して利用するよう求めていた。
「特大荷物スペースつき座席」とは、客室内最後部座席後方にある特大荷物置場。特大荷物を持ち込む際には「特大荷物スペースつき座席」の予約を求めることについては7月1日以降も変更はなく、特大荷物をデッキ部の「荷物置場」(現「特大荷物コーナー」)に収納して乗車することはできなくなる。

荷物置場は1編成当たり6カ所で、3、5、7、9、13、15号車のデッキ部に設置されている。荷物置場は共用スペースとなることから、譲り合って利用するよう呼び掛けている。6月30日までは、これまで通り「特大荷物コーナーつき座席」を予約した人のみ利用できる。
