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確定申告スタート 定額減税対応やマイナポータル強化など

2025年2月17日から令和6年分の確定申告がスタートしました。所得税・贈与税の申告・納付は3月17日までなので、申告を行なう人は、早めに準備をしておきましょう。

現在、確定申告を行なう人の約7割がe-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用しており、確定申告はe-Taxがスタンダードとなっています。

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」のe-Taxによる送信には、マイナンバーカードを使って送信する方法と、IDとパスワードを使って送信する方法の2つがあります。マイナンバーカードを使った方式では、マイナポータルから確定申告に必要な給与所得の源泉徴収票や控除証明書等のデータを一括取得し、申告書へ自動入力できるなど、「書かない」確定申告に向けた取り組みが進められています。令和5年分の確定申告では、190万人がマイナポータル連携を活用したとのこと。

なお、今年の確定申告では「定額減税」についての記載が必要となります。詳細はINTERNET Watchの記事や国税庁の特設サイトで紹介していますので参照してください。

また、マネーフォワードやfreee、弥生などのサービスにおいても、1月から令和6年分の確定申告に対応しています。各社とも、定額減税や2024年様式に対応しているほか、マイナポータル連携を利用した電子申告に対応しているサービスもあります。確定申告に向けて早めに準備をしておきましょう。