ニュース

グーグル、Geminiに過去の会話記録を使って答える新機能

Googleは13日、AIチャットサービスの「Gemini」において、過去のチャットの内容も使って、回答する機能(recall)を提供開始した。有料版の「Gemini Advanced」(2,900円)で利用可能で、英語環境から対応する。今後数週間で、より多くの言語とGoogle Workspaceのビジネス/エンタープライズプランに拡大する。

Geminiが過去にチャットで質問した内容について記憶しており、当該チャットを呼び出さなくても、回答時にその情報を考慮したうえで回答する。すでにチャットした内容であれば、新規の質問でもその情報を反映した回答を得られようになる。

最初から同じ質問をやり直す必要がなくなるほか、以前の会話のスレッドを検索せずに、以前の会話やプロジェクトをもとに作業を進められる。

なお、保存する情報はユーザーが管理可能。チャット保存期間の設定や、チャット履歴の削除などはユーザーが選択できる。