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グーグル、Geminiに過去の会話記録を使って答える新機能
2025年2月17日 08:00
Googleは13日、AIチャットサービスの「Gemini」において、過去のチャットの内容も使って、回答する機能(recall)を提供開始した。有料版の「Gemini Advanced」(2,900円)で利用可能で、英語環境から対応する。今後数週間で、より多くの言語とGoogle Workspaceのビジネス/エンタープライズプランに拡大する。
Geminiが過去にチャットで質問した内容について記憶しており、当該チャットを呼び出さなくても、回答時にその情報を考慮したうえで回答する。すでにチャットした内容であれば、新規の質問でもその情報を反映した回答を得られようになる。
最初から同じ質問をやり直す必要がなくなるほか、以前の会話のスレッドを検索せずに、以前の会話やプロジェクトをもとに作業を進められる。
なお、保存する情報はユーザーが管理可能。チャット保存期間の設定や、チャット履歴の削除などはユーザーが選択できる。
Rolling out starting today, you can ask Gemini to consider your past chats to craft its responses. Easily pick up where you left off or have it summarize a previous topic. You can view, edit, or delete any chats you’ve had with Gemini, and see when it’s used.
— Google Gemini App (@GeminiApp)February 13, 2025
Try it in Gemini…pic.twitter.com/oTY12Jl0GF