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学校と保護者の連絡を円滑にする「LINEスクール」

LINEヤフーは、学校と保護者の連絡を円滑にする「LINEスクール 連絡帳」の提供を開始した。基本機能は無料で利用でき、2026年3月末までは有料プランも無償で提供される。

LINEスクール 連絡帳は、学校の「LINE公式アカウント」を活用し、遅刻・欠席連絡やおたより配信、日程調整、災害時の安否確認、掲示板などをデジタルで行なえるサービス。教職員は管理画面を通じて学校からの連絡を一元管理でき、保護者は普段使用しているLINE上で学校とのやり取りが可能となる。

文部科学省の調査によると、教職員の時間外労働が長時間化するなか、保護者との連絡手段のデジタル化が求められている。これを受け、LINEヤフーは教育現場の業務負担を軽減する「LINEスクール」を開始。その第一弾として「LINEスクール 連絡帳」を展開した。

本サービスは、保護者連絡システム「つながる連絡」を提供するエースチャイルドと連携し、基本機能を無料で提供。2026年3月末までは、より多機能なベーシックプランも無償で利用できる。

また、内田洋行が提供している学校向け学習eポータル「L-Gate」との機能連携を12日に開始。名簿管理やシングルサインオン(SSO)に対応し、利便性が向上した。