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東京ビッグサイトで「フォーミュラE」開催 25年はダブルヘッダーでTOKYO GX連動
2025年2月10日 19:15
電気自動車(BEV)のフォーミュラマシンによる国際レースである「フォーミュラE」が、2025年5月17日、18日に開催される。東京都による「TOKYO GX AITION」と連動したイベントとして、東京・有明の東京ビッグサイト周辺の特設サーキットを舞台にレースが開催される。
東京でのフォーミューラE開催は、2024年に続いて2回目。今回は2日間、週末に2レースを開催するダブルヘッダーに拡大され、フォーミュラE 2024/2025シーズンの第8・9戦となる。東京大会は日本初の本格公道レースであり、東京都の後援のもとレースを拡大した形だ。
東京大会「Tokyo E-Prix」は、2025年5月17日〜18日の2日間で2レースを開催。2月10日からはチケットの先行予約も開始され、価格は6,000円(U15 グランドスタンドC)から67万円(EMOTION CLUB 1日券)。
10日の東京大会に先立ちオープニングセレモニーに登壇した、東京都の小池百合子都知事は、「爆音というかお腹にくる振動を体験できるエキサイティングなレース。走るときにはCO2を排出しない、EVの世界最高峰レース。それが目の前で見られるのは大変エキサイティング。東京大会は17日、18日のダブルヘッダーになりました。東京ビッグサイトではこの2日間、同時にTOKYO GX ACTION Changingを開催します」と説明。クリーンエネルギー中心の社会へと転換するGXの取組みをフォーミュラEとあわせて「加速させていく」と強調した。
フォーミュラEのジェフ・ドッズCEOは、東京大会への期待とともに、昨年も人気でチケットが売り切れ、今年も「加速する」とアピール。その上でレースは昨年と異なるものになるとし、車体が新たな「GEN3 Evo」になることや、日本メーカーとして日産とヤマハが登場することなど、新たなシーズンになっていると説明。F1より加速が30%早く、4WDの新たなフォーミュラEのTokyo Prixを楽しんでほしいと訴えた。
なお、東京都庁第一本庁舎1階全国観光PRコーナー横では、2月16日までフォーミュラEの「GEN3 Evoモデルカー」を展示。また、フォーミュラEやGXに関するパネル展示も紹介する。