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大阪・弁天町駅に新駅舎 段差のない乗換通路も新設

新駅舎(JR西日本)

JR西日本とOsaka Metroは、JR大阪環状線とOsaka Metro 中央線の乗換駅である弁天町駅にて、3月1日に新駅舎や連絡通路を供用開始する。大阪・関西万博に向けて会場へのアクセス向上を図る。

Osaka Metro 中央線は、夢洲地区で開催される万博会場へ直接乗り入れる唯一の鉄道アクセスルートとなるため、万博開催期間中に多くの利用者が予想されることから、アクセス向上計画の一環として、Osaka Metro 中央線とJR大阪環状線の乗換動線を改良する。

新駅舎はJR西日本による取り組みで、JR弁天町駅の既存の南北改札の間に位置する場所に整備し、新改札口(中央南口改札、中央北口改札)を設置する。万博開催終了までは既存南北改札口も利用できるが、万博終了後に閉鎖する。

新設するエレベーターは既存の11人乗りから17人乗りに機能を向上させる。また、上下エスカレーターを新駅舎に整備する。

3月1日から万博終了後までのJR弁天町駅構内図

連絡通路はJR西日本とOsaka Metroの共同事業で、段差なくフラットに乗換可能な連絡通路を新設する。JR弁天町駅には、連絡通路と接続する内回り口改札が設置される。Osaka Metro 弁天町駅には、東改札口から夢洲方面行のホームへアクセスする階段が増設される。

3月1日から万博終了後までのJR弁天町駅構内図
Osaka Metro 工事内容
外観パース(Osaka Metro)

JR弁天町駅構内では新中央南口改札前に、セブン-イレブン ハートイン、スターバックス コーヒー、ココカラファインが3月に順次開業する。

JR西日本ではそのほか、JRゆめ咲線(桜島線) 桜島駅に、3月24日から「万博臨時出場口」を供用開始する。万博終了後に閉鎖予定。

大阪・関西万博の開催期間は4月13日から10月13日。会場の最寄駅はOsaka Metro 中央線 夢洲駅。