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PayPay証券、PayPayが親会社に サービス連携強化

PayPay証券は第三者割当増資を実施し、PayPayが株式の75.2%を取得して、PayPay証券を子会社化する。

PayPayは、4月1日付でソフトバンクとLINEヤフーからPayPay証券の株式を譲り受けるとともに、PayPay証券が実施する第三者割当増資を引き受ける。これにより、PayPayが取得するPayPay証券株式は従前の35%から75.2%となり、子会社となる。これまで30.6%を保有していたソフトバンクと0.4%を保有していたLINEヤフーの株式をすべてPayPayが取得するとともに、第三者割当増資によりPayPay証券株式の3/4をPayPayが保有することとなる。

PayPayがPayPay証券の親会社となることで、PayPayの各種サービスとの連携を強化する。なお、PayPay証券の協業パートナーであるみずほ証券の持株比率は24.8%(従前は34%)となるが、同社からの賛同を得ており、変わらずPayPay証券の企業価値向上に向けて協力していく。

PayPayによるPayPay証券子会社化により、PayPayの各種サービスとの連携をさらに強化するほか、PayPay傘下のPayPayカードなどとの連携も強化。PayPayアプリを「総合金融アプリ」として発展させ、PayPay、PayPay証券双方のユーザーにとってさらに使いやすいサービスの提供をめざすとしている。