ニュース
スマホ連携するユニバーサル自動ドア「ミライロドア」 開閉を音声で通知
2025年2月7日 15:17
ミライロ、フルテック、ハウディの3社が共同開発したスマートフォン連携ユニバーサル自動ドア「ミライロドア」が、東京建物が開発する地域密着型商業施設「minanoba 相模原」に導入される。「ミライロドア」が導入される施設は日本初。
高齢者、障害のある人、子育て中の人など、多様なニーズを持つ人達の自動ドア通行をスマートフォンとの連携によってサポート自動ドア。利用者がスマートフォンを持って自動ドアに近づくと、ドアの位置や開閉状態を音声で知らせ、視覚障害のある人の通行をサポートするほか、車いす利用者や、ベビーカーを使っている人が余裕を持って通行できるよう、必要に応じてドアの開放時間や開閉速度を自動で調整する。
利用するために必要なスマートフォンアプリは、ミライロが提供するデジタル障害者手帳「ミライロID」からインストール可能。自動ドアでクラウドとスマートフォンとの連携を可能にするための中核となるミライロドアの専用コントローラーは、既存の自動ドア(フルテック製自動ドアのみ)に取り付けできるため、設備投資費用も抑えられる。
「minanoba相模原」は、東京建物が展開する地域密着型商業施設のブランド「minanoba」の第1号物件。幅広い世代が暮らす小田急相模原エリアのニーズに対応できるよう、スーパーマーケットやドラッグストア、子育て世代向け店舗、多世代の健康を支えるクリニックなどにより構成される。ミライロドアは建物正面エントランスに2台、屋上駐車場入り口に1台導入する。
minanoba相模原の所在地は、神奈川県相模原市南区南台三丁目1番30号。敷地面積は7,341.33m2、延床面積は8,646.71m2。鉄骨造地上2階建て。駐車台数は平面188台、障がい者用4台。駐輪場台数は自転車198台。