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メルカリ、「広告」を開始 検索画面に広告表示

メルカリは、6日から「メルカリ」内での広告事業「メルカリAds」の本格展開を開始した。メルカリの検索結果画面に検索キーワードにあわせた広告掲載を行ない、収益の多角化を図る。

広告配信サービス「メルカリAds」は、クリック課金型広告で、メルカリ内の検索結果画面に検索キーワードなどに合わせた広告を掲載できる。広告商品は、外部サイトへ誘導するオフサイト広告と、メルカリ内へ誘導するオンサイト広告の2つの配信方法が用意され、オフサイト広告は主にEC事業者向けのProduct Adsと、幅広い業界向けのInfeed Adsを揃えている。オンサイト広告は「メルカリShops」向けの広告となる。

日本の総広告費は年間7兆円を超え、インターネット広告はその45.5%の3兆3,330億円を占め、さらなる成長が見込まれている。メルカリは、月間2,300万人が利用するサービスへと成長しており、「広告事業に参入することで同市場における一定のポジションを確立できると判断した」としている。

また、メルカリ内で利用者の購買データを活用した広告を掲載することで、メルカリの利用者にとっては、二次流通で出会えないもの・サービスに出会える機会を提供できるとしている。