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AIが無駄遣いを判定 家計管理サービス「B/43」に新機能
2025年2月6日 08:00
スマートバンクは、家計管理サービス「B/43」において、AIがユーザーのお金の価値観を学習し、支出の最適化を支援する「AI支出チェッカー」ベータ版の提供を開始した。対象は「B/43 マイカード」ユーザーのうち、一定数以上の支出データがある人となる。夫婦やパートナー同士で使える「B/43 ペアカード」では利用できない。
「AI支出チェッカー」は、ユーザーが支出を「Goodな支出」と「Badな支出」に分類することでAIが消費傾向を学習し、最適な支出管理を提案する機能。分類したデータをもとに、必要な支出ができているかを通知し、家計改善をサポートする。
同社調べによると、日本全国では年間約5.8兆円の無駄遣いが発生し、一世帯あたりの平均無駄遣い額は約10.4万円とされる。また、家計簿アプリの利用が続かない理由として「記録が面倒」「節約につながらない」などが挙げられている。AI支出チェッカーは、こうした課題を解決するために開発。
「B/43」は、チャージ式のVisaプリペイドカードと家計簿アプリを組み合わせた家計管理サービス。リアルタイムで支出を可視化できるほか、銀行口座連携やAIによるレシート読み取り機能を備える。夫婦やパートナー向けの「B/43 ペアカード」、親子向けの「B/43 ジュニアカード」も提供している。
今後、ベータ版の利用状況をもとに正式版のリリースを検討する。