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東急、通学定期券30%値下げ 子育て世帯の家計応援

東急は、東急線沿線の子育て世帯や学生を応援するプロジェクト「子育て・学生応援 東急スクラムプロジェクト」の一環として、東急線の通学定期券運賃を、現行より平均約30%値下げする。1~3km区間の1カ月通学旅客運賃(大人)は、1,870円から1,200円へ値下げされる。

改定日は3月15日で、同日以降に発売する通学定期券において、改定後の運賃が適用される。3月14日までは、有効期間に関わらず変更前の発売額となる。

対象は通学定期旅客運賃(大人・小児)。通勤定期旅客運賃、普通旅客運賃は対象外。対象区間は東急線全線(こどもの国線を除く)。

現行改定運賃比較表

あわせて、東急線・みなとみらい線連絡割引定期券の発売額も値下げとなる。対象となるのは、利用区間が東急線とみなとみらい線にまたがる通学定期券(大人・小児)。料金例は、渋谷~馬車道間の通学3カ月定期券が22,440円から19,930円への値下げとなる。

東急線・みなとみらい線連絡割引定期券の主な区間料金

子育て・学生応援 東急スクラムプロジェクトは、少子化や子育て世帯における教育環境の変化などの課題に対して、子育てを安心してできる社会の実現を目指して発足。

グループが展開している子育て関連施設やサービスの強化・連携に取り組むことで、新生児から大学生までの子供を持つ家庭や学生を支援していく。今回の定期券値下げでは、学業を終えるまでの学びの期間、経済的な負担が大きい子育て世帯の家計を応援するとしている。