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2月4日から日本海側を中心に大雪見込み 国交省が緊急発表

国土交通省は、大雪に対する緊急発表を行なった。2月4日からは北日本から西日本にかけての地域で、日本海側を中心に山地・平地ともに大雪となる見込みで、強い冬型の気圧配置は数日は続くとしている。

やむを得ず自動車を運転する場合は、冬用タイヤの装着、チェーンの携行および早めの装着の徹底、スコップや砂等の冬用装備の携行を呼び掛けている。

また、降雪状況等により、広範囲で高速道路とそれに並行する国道等が同時に通行止めとなる場合がありることから、広域迂回の実施や通行ルートの見直しなどの協力要請をしている。幹線道路上での大規模車両滞留を徹底的に回避するため、予防的通行止めを行なうことがある。その際には高速道路と直轄国道が同時に通行止めになることもある。

過去の大雪では大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じた。こういったことから運送事業者に対して、事業用自動車に冬用タイヤが装着されていることの確認等、安全を確保するために必要な措置を講じるよう要請している。荷主に対しても、トラック事業者への不要不急の運送依頼を控えるよう呼び掛けている。

そのほか大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生する恐れがある。大雪の場合は、テレワークの活用などを含め不要不急の外出を控える、外出が必要な場合には十分な時間的余裕を持つことを推奨している。

気象情報や交通情報は、短時間で変化することもあるので、最新の情報に注意するよう呼び掛けている。最新の気象情報や交通情報は国土交通省防災ポータルなどから確認できる。