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note、Gemini活用の新機能 記事作成支援や炎上事前防止ツール
2025年1月14日 17:36
メディアプラットフォーム「note」が、GoogleのAIモデル「Gemini」を活用した新機能の開発を発表した。クリエイターの創作活動を支援するツールと、企業向けの炎上防止ツールなどを2025年2月以降に順次提供する。
クリエイター向けの機能では、noteの記事編集画面からGeminiを利用できるようになる。記事のテーマやキーワードから関連するアイデアやキーワードを提示し、創作のヒントを得てスムーズに記事を書き始められるようサポートする。また、長い文章の要約や、より整理された構成を提案することで、書きたい内容を明確にし、より伝わりやすい文章の作成を支援する。さらに、入力した文章に対してより適切な言葉や表現を提案したり、誤字脱字や文法ミスをチェックしたりする機能も提供する。
企業向けには、炎上を事前に防止するツールや、コンテンツ分類ツール、リコメンドツールなどをGeminiを用いて強化し、メディア企業をはじめとした多くの企業への提供を目指す。
また、同社はGoogleとの資本業務提携を締結。この提携を通じ、noteプラットフォーム上でのAI機能開発で連携するほか、クリエイティブ領域での生成AIに関する開発で協力する。noteは、第三者割当により、Googleに普通株式984,200株を割り当て。資金調達額は焼く4.9億円でGoogleによるる議決権比率は6.01%となる。