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「mixi2」、会員数120万人超え 仲が良い人のSNS
2024年12月23日 15:40
MIXIは、12月16日に新たな新たなSNS「mixi2」を開始し、1週間で登録者数が120万人を突破したと発表した。「繋がった人、繋がりたい人との関係性を深められる」新しいSNSを目指すという。
SNSの「mixi」は誕生から20年が経過し、「心地の良いつながり」を軸とした、「ゆったりとしたコミュニケーションの場」として利用されるとする。一方、多くのSNSでは、巨大なユーザーネットワークと、レコメンドアルゴリズムに基づいた情報選別により「ニュースメディア化」が進んでおり、「日々の出来事を投稿する」「身近な友人や知人と交流することが難しい」といった課題があるとMIXIでは分析している。
新たにスタートした「mixi2」は、「今を共有でき、すぐ集える」を軸とした、「短文テキストSNS」として、手軽でリアルタイムなコミュニケーションができる場の提供を目指す。情報収集だけでなく、ユーザーが日々の出来事を投稿し、身近な友人や知人間の流行りを知り、仲が良い人との交流を楽しめる場所として展開する。
そのためmixi2は「フォロー重視」の設計とし、フォローした人の投稿を時系列で表示する「フォロー」タイムラインがデフォルトとなり、ユーザー自身が構築したタイムラインが基本となる。目立つ話題のレコメンドよりも、身近な友人や知人の間で盛り上がっている話題を大切にし、繋がった人、繋がりたい人とのコミュニケーションをより密にしていく。
また、閲覧・投稿共が手軽にできる短文テキストを重視し、日々の出来事を気軽に投稿して友人や知人とのコミュニケーションに使ってもらうことを目指す。加えて、投稿者が投稿に感情を乗せる「エモテキ(エモーショナルテキスト)」や、閲覧者が“かわいい”や“なるほど”などの日本語スタンプで、投稿者の投稿に反応として感情を乗せる「リアクション」など、コミュニケーションを彩る機能を提供する。
また、現状は「招待制」としているほか、「小さなユーザーネットワーク」である安心感や楽しさを重視していくという。
「コミュニティ」機能では、複数人の人が集まり、投稿・会話する場所を作成できる。仲が良い友達で集まったり、お役立ち情報を教え合ったり、共通の趣味や大好きなエンタメについて語り合えるほか、また、相互フォローの人を招待したり、承認制のコミュニティを作ることも可能。
また、同じアニメ作品やスポーツ中継を同時に見ながら投稿する「オンラインイベント」や、一緒にキャンプに行く約束をする「オフラインイベント」も作成できる。
「全体ポストの非表示設定」や「ブロック」、「非公開(承認制)コミュニティ・イベント」など、プライバシーを保護する機能も備えている。なお、mixi2は18歳未満の利用を禁止している。