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LINEMOも2970円据え置きで20GB→30GB 30GB・3000円で各社競争
2024年10月25日 15:04
ソフトバンクは、11月1日から、オンライン専用プラン「LINEMO」の「LINEMOベストプランV」(2,970円)のデータ通信容量を、契約翌月から30GBに拡大する。従来のデータ通信容量20GBから30GBまで拡大し、同様の施策を行なうドコモのahamoなどに対抗する形となる。
「LINEMOベストプランV」は、月間のデータ使用量が20GB以下であれば2,970円で、20GBを超えて30GB以下であれば3,960円が自動適用される「2段階制」の料金プランとなっている。これが、2,970円の格据え置きで30GBまで利用できるようになり、5分間の無料通話も付帯する。
従来も同プラン契約者向けに、6カ月間は30GBまで2,970円の「LINEMOベストプランV 30GBがおトクキャンペーン」を展開していたが、今後は定常化する。契約の翌月から、ずっと2,970円で月間30GBとなる。
近年、20GBで約3,000円が、オンライン専用プランのスタンダードとなっていたが、10月からドコモの「ahamo」が料金据え置きで20GBから30GBにデータ容量を拡大。MNVO各社も対応・対抗する動きを見せている。
また、KDDIはUQ mobileで20GBから33GBに増強し、3,278円の新プラン「コミコミプラン+」を11月12日から開始。povo 2.0でも30GBが月割りすると月額2,200円になる「データ追加360GB(365日間)」(26,400円)を開始するなど、20GB→30GBへの増量が料金プランのトレンドとなっている。
ワイモバイルでも30GB 3,000円以下強化
一方、ソフトバンクでは、「ワイモバイル」においても11月1日から「シンプル2 M/L」を対象に「データ増量オプション」のデータ容量を5GBから10GBに改定する。
これにより、「シンプル2 M」(データ容量20GB)に加入し、初めて「データ増量オプション」(550円/月)を利用し、「PayPayカード割」と「おうち割 光セット(A)」が適用されると、月間30GBを7カ月目まで月額2,178円で、8カ月目以降は2,728円で利用可能になる。ワイモバイルにおいても、「30GBで3,000円」を強化してきた形だ。