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ミルスペックでYAMAP対応の「Amazfit T-Rex 3」

Zepp Healthは、アウトドア特化型のタフネススマートウォッチ「Amazfit T-Rex 3(アマズフィット ティーレックス スリー)」の予約受付を9月27日から開始し、10月10日に発売する。価格は39,900円。

登山やアウトドア向けのオフラインマップをダウンロード可能。ランニングやウォーキングなどで使用する、道路や基本的な地形が表示された「ベースマップ」、世界10,000カ所以上のゲレンデに対応し、ウォッチ上でスキー場のコースを表示する「スキーマップ」、登山やトレイルランニングなどで使用する、等高線が表示された地形図「コンターマップ」をダウンロードして利用できる。

ダウンロードしたオフラインマップ上でインポートした登山ルートをナビゲーションする機能も搭載。登山アプリの「YAMAP」や「ヤマレコ」で作成したGPXデータ等を、Zeppアプリ経由でインポートし、リアルタイムで表示しながら、ナビゲーションできる。位置情報を利用して目的地までの道順を矢印で示すターンバイターンナビゲーション機能も搭載する。

YAMAPからGPXデータを取り込む方法
ヤマレコからGPXデータを取り込む方法

アメリカ軍のMIL規格(ミルスペック)に対応。「MIL-STD-810G」に記されている「耐久性」における基準(規格)として、過酷な環境条件を再現する実験室で「低圧」「極端な高温(最大70℃まで)」「極端な低温(最低-30℃まで)」「熱による衝撃」「湿度」「振動」「衝撃」「液体汚染」「着氷性/凍結性降雨」という9つの規格をクリアしている。10ATM(気圧)防水グレードに対応し、静止状態で100m(10気圧)までの水圧に耐えられる(45mのフリーダイビングに相当)。

ベゼルは八角形のダイヤモンドデザインをもつステンレススチール。ディスプレイはゴリラガラスのカバーを採用する。

1.5型HD AMOLEDディスプレイ(480×480ピクセル)は、最大2,000nitsの輝度を持ち、砂漠の太陽の下や月明かりの下でのキャンプでも高い視認性を持つ。グローブモードも新搭載し、厚さ2mm未満のグローブならつけたままで操作できる。

駆動時間は最長で27日、ハードな使用で13日、GPS使用時で最大180時間。デュアルバンド円偏波GPSアンテナを搭載し、木々が生い茂る山の中やビルが密集している都市部などでも位置測位の精度が向上した。対応する衛星測位はGPS、GLONASS、Galileo、北斗(BeiDou)、みちびき(QZSS)、NavICの6つ。

OpenAIの大規模言語モデル(LLM)「GPT-4o」を統合したLUI(Language User Interface)をサポートするAI音声操作サービス「Zepp Flow」により、音声操作も可能。

カラーはオニキスとラバ(11月以降発売)の2色。本体サイズは48.5×48.5×13.75mm、重量は68.3g。