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Echo Spotポチるべし 欠点ないハンディファン Amazonディスプレイ 山口真弘【プライムデーほしいもの】
2024年7月14日 10:00
7月16・17日に開催されるアマゾンの大規模セール「プライムデー」。11日からは先行セールもスタートし、Amazonプライム会員向けに、食品や家電、ファッション、Amazonデバイスなど多くの製品がセール価格になります。
ここでは、ライターや編集部員がAmazonプライムデーに向けて「ほしいものリスト」に追加した「本当にほしいもの」をピックアップします。「本当にほしいもの」なので、セール価格になっていなくても紹介しています。また、プライムデー前に購入済みのものを紹介する場合もあります。
スマートアラームクロック「Echo Spot」
今回の先行セールの直前に発表され、プライムデーで買うべき製品の大本命に踊り出たのが、スマートアラームクロック「Echo Spot」です。エントリー向けスマートスピーカー「Echo Pop」に、時計表示用の液晶画面を追加したかのようなデザインで、球体を半分にカットしたような独特の外見が特徴です。
できることといえば、天候を含めた時計表示、および音楽再生が中心で、テレビ通話や動画再生などをサポートしない点は注意が必要ですが、ホーム画面におすすめなどをループ表示する目障りなホームコンテンツの仕組みがないことから、時刻を途切れずに表示できるのは大きな利点です。
ベッドサイドに置いておく多機能時計として、これ以上の適役はないであろうこの製品、最大のポイントは新製品ながら標準価格のおよそ半額となる5,980円という激安プライスで販売されることです。今後同様の値引きが行なわれる保障はなく、今回真っ先にポチるべき製品と言えそうです。
リズムハンディファン「Silky Wind Mobile 3.1」
夏本番を前になるはやでゲットしておきたいのが、外出時に持ち歩けるハンディファン。なかでもダントツのおすすめが、リズムの「Silky Wind Mobile 3.1」です。前後二重のファンの採用で、そのサイズからは想像できない風量と、圧倒的に静かな運転音が特徴で、さらに付け根部分で折り曲げればデスク上に置いての利用にも対応します。後端のカラビナを使って、あちこちに引っ掛けて使えるのも便利なところです。
なかでも今年リニューアルしたばかりの新型モデルは、従来モデルと違ってUSB PD充電器での充電に対応するほか、誤操作を防ぐロック機構も備えています。詳細はケータイWatchで紹介しているのでそちらをご覧いただきたいのですが、こうしたハンディファンの中でここまで欠点がない製品は珍しく、安価で入手できるのであれば、買わない手はありません。
もっとも早い時期にセール対象として発表されていたせいか、先行セールのうちに早々に売り切れてしまい、まだプライムデー本番に突入していない本稿執筆時点で、通常価格に戻ってしまっています。通常価格でもおすすめの製品であることに変わりはないのですが、在庫と価格がプライムデー本番でどうなるか、様子を見極める必要はありそうです。
ネットワークカメラ「Ring Stick Up Cam Battery」
自宅にAmazonのネットワークカメラ「Ring」を複数台設置している筆者。セールがあるたびに追加できるカメラやオプションがないかチェックしていますが、今年の先行セールの段階でいち早くゲットしたのが、バッテリー駆動式のネットワークカメラ「Ring Stick Up Cam Battery」です。
このカメラは屋内/屋外のどちらでも使えるモデルで、同じRingのライト付カメラやドアベルと共通の交換式バッテリーが利用できます。充電中は監視が行えない他社同等品と異なり、手持ちのスペアバッテリーと交換しながらダウンタイムほぼゼロで運用できるのが利点です。さらにオプションのソーラーパネルを使ってバッテリーの寿命を伸ばせたりと、拡張性にも優れています。
今回のセール価格は5,990円と、通常価格11,980円のおよそ半額。Ringのカメラはセールのたびに値下げされるのが常ですが、これだけの値引きというのは、昨年12月以来2度目ということで要注目です。つい先日カラーバリエーションが追加されたことからして、買って直後にモデルチェンジという可能性も低く、そうした意味でもお勧めできます。
唯一気をつけたいのは、屋外用カメラとしては珍しく、ライトが搭載されていないことです。上位の「Ring Spotlight Cam Plus」との差別化ポイントということになりますが、動体検知時はナイトモードに頼らずライトをつけての撮影をしたい人にとっては、やや物足りない可能性があります。そこさえ許容できれば、使い勝手のよい屋外用カメラとしておすすめできます。
Amazonベーシックのディスプレイ
条件付きながらお勧めしたいのが、先日発売されたばかりの、Amazonベーシックのディスプレイです。一般的にAmazonベーシックと言えばケーブルなどのイメージが強めですが、今回リリースされたのはガチガチの周辺機器であるディスプレイ。画面サイズは24型と27型の2種類で、本体前面にはAmazon Basicのロゴがバッチリ入っています。かつては高級品だった液晶ディスプレイがすっかりコモディティ化したことを痛感させられます。
解像度はどちらもフルHDと一般的ですが、スピーカーに加えてイヤホンジャックも搭載するなど音声出力系は充実するほか、背面にVESAマウントを備えており、ディスプレイアームにも取り付けられます。また接続ポートはDisplayPortとHDMIに加えて、今ではほぼ絶滅状態にあるVGAも搭載しているのも、特徴といえば特徴です。スタンドの構造上、高さ調節はできませんが、これは本製品に限ったことではありません。
通常価格は24型が1万4千円台、27型が1万8千円台と、値引きがなければ平凡な価格ですが、今回のプライムデーではそれぞれ18%値引きされ、24型が1万2千円台、27型が1万5千円台と、そこそこオトクな価格になっています。Amazonベーシックは1年間の日本国内保証が付くこともあり、安く使い勝手がよいモニターを探しているようであれば、選択肢のひとつとして持っておいてもよいかもしれません。
注意したいのは、製品ページの写真はほぼベゼルレスなのに対し、実機には数mm程度のベゼルがあることです。公開されているマニュアルの線画には一定の厚みのベゼルが存在しており、画面を合成した時の範囲指定ミスのように見えます。本製品の購入にあたっては、これが許容できることが最低条件と言えそうです。
エレコム電源タップ「ECT-0102BK」
プライムデーでお目当ての品をひととおり買ったあと、筆者が必ず巡回しているカテゴリーが電源タップです。電源タップはいくらあっても困らないからというのも理由ですが、自宅の中を見渡すと、一般的に10年が目安と言われる電源タップの耐用年数を超えた品がちらほらあり、セールでオトクな電源タップを調達することで、それらを順次置き換えていっているというわけです。
電源タップを選ぶ基準は挙げ始めるとキリがありませんが、PSEマークを取得しているのは当然として、国内メーカー製であることはひとつの条件です。製造元は海外であっても、設計および検品基準は国内基準でないと、長く使う上でどうしても不安があります。製品本体にあるメーカーのロゴが本体に刻印されているか、それともシールなのかによって、こうした点は見分けることができます。
今年のセール対象品のラインナップで、これらの条件を満たしたお勧めの電源タップは、エレコムの「ECT-0102BK」あたりでしょうか。雷ガードを搭載した10個口のタップで、底面の回転パーツを用いて壁に掛けられるほか、床面に置いた時も安定しており、筆者もUSBポート搭載のバリエーションを愛用しています。メーカー標準価格が3520円、参考価格が2080円のところ、今回のセールでは税込1760円とお買い得。きっかけがなければなかなか買う機会のない品ゆえ、こうしたセールをうまく使って調達したいものです。
記事中の商品をAmazonで購入すると、売上の一部がImpress Watchに還元されることがあります。記事中の情報は記事執筆時点のものです。価格や在庫等については、販売ページ上でご確認ください。