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ガーミン新型サイコン「Edge 1050」 液晶やグループライド強化

ガーミンジャパンは、ハイエンド・サイクルコンピューターの新製品「Edge 1050」を発売した。価格は109,800円。センサーとのセットは124,800円。

「Edge 1050」は、ガーミンのGPSサイクルコンピューターのハイエンドモデル。グループライド機能が拡充されており、コミュニケーション機能として位置の共有、メッセージ送信、ヒルクライムを友人と対決などゲーム感覚で楽しめる「クライムリーダーボード」、表彰機能を備えた「ライドチャレンジ」などが追加されている。万が一の場合、情報を素早く仲間に共有する事故検出機能も搭載され、安全性にも配慮されている。

本体には、3.5型でフルカラー、タッチスクリーンのTFT液晶ディスプレイが搭載され、より見やすく進化。画像解像度は480×800ピクセルで前モデルより大幅に向上しており、明るく鮮明で見やすくなった。環境光センサー、昼夜モードも備え、季節、時間を問わず、重要なデータを一目で確認できる。

ユーザーインターフェイスが向上し、タッチスクリーンの表示と操作性が進化した。タッチ操作の反応が改善され、画面上の計測データの並行表記の割合も簡単にカスタマイズできる。

シリーズ初のスピーカーを内蔵。音声案内によるナビゲーションだけでなく、スピーカーを利用した「自転車ベル機能」も備えている。

ガーミン「Edge 1050」、109,800円

Garminが得意とするGPS機能は、GNSSマルチバンドに対応した高精度GPSを搭載、高層ビルが立ち並ぶ街中から山間まで、素早く正確な位置情報を提供する。

ナビゲーション機能は、内蔵地図データに加え、ユーザーから動物・障害物・穴・滑りやすいなどの危険箇所を報告する機能を利用可能。また、iOSのマップでピンドロップした情報を「Edge」に送信でき、スマホとの連動性もアップしている。デバイス上でのコース作成機能も向上、アプリ「Garmin Connect」と同様の感覚でコースを作成できる。

トレーニング機能は、コース全体でパワーを管理する「パワーガイド」、ヒルクライムのペース配分をアシストする「ClimbPro」、エネルギー使用量やVO2 Maxなどを分析するリアルタイムスタミナ機能、能力を指標化する「サイクリング能力」など、多彩で高精密な計測・解析機能を備える。

Garminオリジナルのキャッシュレス決済機能「Garmin Pay」を搭載。「Edge」のみで、対象のVisa決済が可能。

左から、ホーム画面、コース作成機能、パワーガイド、グループライド位置情報共有、Garmin Pay

バッテリー稼働時間は、どんな環境下でも約20時間の稼働を実現するという。バッテリーセーブモードでは約60時間の稼働が可能。

防水性能はIPX7。通信機能はANT+、Bluetooth、Wi-Fi。衛星測位はGPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)、BeiDou、NaviC。内蔵ストレージは64GB。本体サイズは60.2×118.5×16.3mm、重さは161g。

センサーセットにはスピードセンサー Dual、ケイデンスセンサー Dual、HRM-Dualが同梱される。

Edge 1050 センサーセット