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グーグル「Gemini」アプリ、日本で提供開始

Googleは、生成AI「Gemini」アプリの日本展開を開始した。対応OSはAndroidで、iOSの場合はGoogleアプリから利用可能。

5月2日より、Geminiモバイルアプリを日本語を含む複数の国と言語で提供する。外出先でもスマートフォンからGeminiを利用可能になる。例えば、テキストを入力することでお礼メッセージの作成、パンクしたタイヤの写真を撮影して交換方法の検索などができる。こうした機能をGoogleでは、「会話型かつマルチモーダル機能を備えた便利なAIアシスタントへの重要な一歩」としている。

Androidでは、Geminiアプリをダウンロードするほか、Googleアシスタントからオプトインすることで、Googleアシスタントを起動する通常の方法でもGeminiにアクセス可能。たとえば、電源ボタンの長押しや画面端のスワイプ(一部のスマートフォンで利用可能)で起動したり、「OK Google」と話しかけることで利用できる。

また、タイマーの設定や通話、スマートホームデバイスのコントロールなど、Googleアシスタントの多くの機能がGeminiアプリを通じて音声で利用可能。今後さらに多くの機能を追加予定としている。

iOSではGoogleアプリからGeminiを利用可能。GoogleアプリでGeminiトグルをタップしてGeminiに質問するだけで、SNS投稿のサポートや旅行計画の立案などができるようになる。

英語や日本語では既に提供していた拡張機能を、現在Geminiを利用できるすべての国でも公開する。拡張機能を使用すると、GeminiはGoogleアプリやサービスから関連情報を取得して表示。

たとえば、友達との旅行を計画している場合、GeminiにGmailから全員に都合の良い日付を見つけてもらい、その日付と場所に基づいたフライトとホテル情報の検索や、旅先でできることをYouTube動画で視聴したり、動画で紹介されている持ち物の内容を要約してもらうなどができる。これらすべては、ひとつの会話内で完結する。

プライバシー設定や拡張機能をいつどのように使うかは、ユーザーが常に管理できる。拡張機能はいつでも無効可能。

拡張機能

デスクトップ版のChromeでもGeminiを利用できる新しい方法を順次提供する。Chromeのアドレスバーに「@gemini」と入力し、続いて質問を入力することでGeminiが起動し、質問に対する回答が表示される。