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ジブリパーク新エリア「もののけの里」開園

もののけの里

ジブリパークの新エリア「もののけの里」が11月1日、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)内に開園した。入場料はもののけの里・ジブリの大倉庫セット券で平日2,500円、土日祝3,000円。いずれも子供は半額。

開園当日は、エリアの入口ゲート前で開催された「もののけの里 開園式典」で、事業主体・愛知県の大村秀章知事やジブリパークの制作を指揮するスタジオジブリの宮崎吾朗監督など関係者がテープカットで開園を祝った。

エリアの入口ゲート前で来場者を出迎える大村秀章知事(左)と宮崎吾朗監督(右)

もののけの里は「もののけ姫」(1997年公開)の劇中に登場するエミシの村とタタラ場をもとに、和風の里山的風景をイメージしたエリア。愛・地球博記念公園で里山づくりに取り組む「あいちサトラボ」の区域に隣接し、一体となった景観が広がる。

施設は、「タタラ場」(体験学習施設)や「乙事主(おっことぬし)」」(滑り台)、「タタリ神」(オブジェ)の他、「もののけの里 休憩処」(売店)が設置される。

タタラ場

作品に登場する建物、タタラ場をモチーフにした体験学習施設で、草屋根が敷かれている。開園時は愛知県などの山間部を発祥とする郷土料理「五平餅」の炭火焼体験ができる。体験は有料で1名1,200円。

タタラ場
五平餅

タタラ場には炭焼き小屋も設置。実際に炭を焼くことができる。もののけの里に隣接する「あいちサトラボ」で当初の拡張計画にあった取り組みの内容を反映したもの。

炭焼き小屋

乙事主(滑り台)

作品に登場するキャラクター、乙事主をモチーフにした遊具で、背中部分が滑り台になっている。全長は約7.6m、高さは約3.4m。白い毛並みをカラフルなタイルや玉石で表現した。利用対象は12歳以下。

乙事主

タタリ神(オブジェ)

作品に登場するキャラクター、タタリ神を模したオブジェで、全長約9m、高さ約2.8m。カラフルなタイルで彩られている。近くにはエミシの村にある「物見やぐら」が設置されている。

タタリ神

もののけの里 休憩処

乙事主やタタリ神のマスコット、干し肉をはじめとしたもののけの里にちなんだオリジナル商品や、飲料を取り扱う。エリアの雰囲気に合わせた石置屋根仕様。2005年開催の愛知万博(愛・地球博)の頃、「サツキとメイの家」(現在の「どんどこ森」内)隣に建てられた管理棟を移築したもの。

もののけの里 休憩処

ジブリパークは2022年11月1日に開業し、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアで営業を続けてきた。もののけの里に続き、2024年3月16日には、新たに「魔女の谷」が開園する。

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