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CEATEC 2023、17日開幕 「次世代」の共創のためのイベントに

会場の幕張メッセ

デジタルイノベーションの総合展示会「CEATEC 2023」が千葉 幕張メッセで開催される。開催期間は10月17日~21日。入場は無料だが、会場参加やカンファレンス聴講、オンラインセッション視聴などには事前予約が必要となる。前日の16日にはプレス向けに一部ブースが公開される。

かつては「家電ショー」として知られたCEATECだが、2023年は「未来を変える、イノベーター10万人のための共創の場へ」と謳い、「Towered Society 5.0」のコンセプトのもと、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く場所として展開する。

また、コロナ禍の2020~2021年は完全オンライン、昨年2022年は幕張メッセとオンラインのハイブリッド開催となったが、2023年は展示・コンファレンスともにリアル開催される。

今年のキーワードは「次世代」。次世代を見据えたサービスやデバイスなどの展示を強化したほか、学生向けの企画やスタートアップの参加を強化している。会場は幕張メッセのホール4からホール8まで。アドバンストテクノロジーエリア、キーデバイスエリア、パートナーズパーク、スタートアップ&ユニバーシティエリア、グローバルエリアの5エリア構成となる。

アドバンストテクノロジーエリアでは、従来の家電メーカーなどの大手ブースなどが中心。NECやパナソニック、ソニー、日立らが参加する。キーデバイスエリアは電子部品、電子デバイスなどを展示。CEATECが力を入れているのが、「パートナーズパーク」で、「課題解決」を目指して、テーマごとに色分けしてブース展開。デジタル・インフラ、DX、産学の変革など133社・団体、22テーマを展開する。

AIをテーマにしたデジタル社会基盤についてのパネルディスカッションや、政府のデジタル田園都市国家構想についての講演などを実施。AIについては、高市早苗 内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)が参加。デジ田については群馬県の山本一太知事や、JR東日本の冨田哲郎会長、デジタル庁の河野太郎大臣(冒頭挨拶)らが参加する。

出展者数は684社/団体で、うち初出展が305。来場者は10万人以上を見込む。海外参加者は195社/団体で、ウクライナなど21カ国・地域から出展する。スタートアップや大学研究機関の参加も拡大している。CEATEC主催は、電子情報技術産業協会(JEITA)。

CEATECエグゼクティブプロデューサーの鹿野清氏