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「エクスプレス予約」「スマートEX」9月30日値上げ

JR東海、JR西日本、JR九州の3社は、9月30日午前5時30分発売分より、「エクスプレス予約」と「スマートEX」を値上げする。また、同日時から新早特商品「EX早特28ワイド」を発売、9月16日午前5時30分から既存の早特商品をリニューアルする。

3社は価格体系の見直しおよび新早特商品の発売を5月に発表しており、その日時が決定した。

エクスプレス予約は「EX予約サービス」・「EX予約サービス(往復割引)」・「e特急券」を改定。普通車自由席は現在と同額に据え置き、普通車指定席・グリーン車は、所定の運賃・料金からの割引を縮小。シーズン別(通常期・閑散期・繁忙期・最繁忙期)の料金を設定する。「のぞみ」または「みずほ」を利用の際は一般の特急券と同額の加算額を適用する。

例えば、東京⇔広島の通常運賃は19,760円で、現行のEX予約サービスでの料金は17,990円だが、改定後は1,190円値上げとなる19,180円で、通常運賃から580円の割引となる。

スマートEXは、「スマートEXサービス」・「スマートEXサービス(往復割引)」を改定。東海道新幹線完結区間(東京~新大阪)と九州新幹線完結区間(博多~鹿児島中央)は現在と同額に据え置き、山陽新幹線に係る区間(東海道新幹線および九州州新幹線にまたがって利用する場合を含む)では、「のぞみ」または「みずほ」の普通車指定席とグリーン車利用時の加算額を一般の特急券と同額に改定する。

例えば、東京⇔広島の現行のスマートEXサービスでの料金は19,240円だが、改定後は320円値上げとなる19,560円で、通常運賃から200円の割引となる。

その他、「EX予約サービス」・「スマートEXサービス」では、東京~品川間と京都~西明石間の各駅相互間の乗車において、鉄道駅バリアフリー料金として10円を加算する。

28日前までの予約で「のぞみ」普通車指定席割引の「EX早特28ワイド」

新早特商品「EX早特28ワイド」は、乗車日28日前までの予約で、東京・品川・新横浜⇔名古屋・京都・新大阪間の「のぞみ」の普通車指定席が割引になる商品。繁忙期となるゴールデンウィーク、お盆、年末年始は対象外。

例えば、東京⇔新大阪の通常料金は14,720円だが、EX早特28ワイドでは12,240円で、2,480円の割引となる。

リニューアルでは、乗車日の3日前までの予約で「普通車指定席・グリーン車」が割引となる「EX早特」が、3日前までの予約で「グリーン車(一部区間・普通車指定席を含む)」が割引となる「EX早特3」と、7日前までの予約で「普通車指定席」が割引となる「EX早特7」に分かれるなどの改定が実施される。

現行商品と新商品の比較