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ヤマト、水面飛行の電動「シーグライダー」開発企業に出資
2023年3月29日 12:50
ヤマトホールディングスは、水面上を飛行する「シーグライダー」を開発中の米Regent Craft(REGENT)に出資したと発表した。
REGENTが開発中の電動シーグライダーは、水面上から数メートルの高さを飛行する地面効果翼機に分類される機体。沿岸都市間を低コストで高速・安全に飛行できるとし、旅客輸送や貨物輸送の新たな手段として開発が進められている。
REGENTのシーグライダーは離着水時に機体下部から水中翼を伸ばし振動が少ない安定した低速飛行が可能。バッテリー駆動で飛行中にCO2を排出しない駆動になる。
ヤマトホールディングスはREGENTの高い技術力や競合優位性を評価、「KURONEKO Innovation Fund」を通じて出資を実行した。
REGENTに対してはすでに、ロッキード・マーティンやJAL、ハワイアン航空など、さまざまな企業が出資を行なっている。
なお2022年5月には、1/4スケールにあたる翼幅約5mの機体の無人飛行に成功、現在は有人飛行に向け開発が行なわれている。
