ニュース
三井不動産、屋上庭園・低温サウナなど大阪最大シニアレジデンス
2023年3月23日 16:55
三井不動産レジデンシャルは、大阪府豊中市において、大阪府最大規模となるシニアレジデンス「パークウェルステイト千里中央」を3月27日に開業する。
パークウェルステイトは、シニアのためのサービスレジデンス。千里中央は、'19年6月開業の「パークウェルステイト浜田山」(70戸)、'21年11月開業の「パークウェルステイト鴨川」(473室)に続く第3号物件で、関西圏では初の展開となる。
北大阪急行線「千里中央」駅まで入居者専用シャトルバスで約10分、「千里中央」駅から「梅田」駅までは電車で19分といった利便性の高い場所に立地。ホスピタリティの高いコンシェルジュサービスがあり、入居者の気持ちに寄り添って対応するという。フロントでの各種取次・紹介に加え、入居者専用シャトルバスを、北大阪急行線「千里中央」駅へ1時間に1本以上運行する等、各種ライフサポートサービスが用意されている。
総居室数は大阪府最大規模となる548室。一般居室(470室)は46.69m2(1LDK)~78.95m2(2LDK)の全7タイプ、介護専用フロアの介護居室(78室)がある。
エントランスホールなど、建物の顔となる部分は広い空間と高い天井高とし、贅沢な設えを施したラグジュアリーな空間を創造。グリーンハウスが運営するダイニングやバーカウンターは、食卓を囲んで入居者同士や家族との縁が強くなるような空間を目指したつくりで、予約不要で自由に食事が楽しめる。
また、水景や松などの植栽を臨み、風情を感じられる「離れ」や季節ごとに色づく箕面の山々を眺められる「屋上庭園」など憩いの空間を設け、入居者に豊かなくらしを提供するという。
大浴場は、露天風呂、ジャグジーに加え、体への負担が少ない「低温サウナ」や数種類のシャワーが時間差で流れ落ちアロマが香る「エクスペリエンスシャワー」を設置。その他にも、約1,500冊の書籍を取り揃えたライブラリーや、多目的ホール、フィットネスルーム、ビリヤードルーム、麻雀ルーム、カラオケルーム、シアタールーム、演奏室など、充実した共用施設をそろえる。これらの共用施設を活用し、「季節湯」や「子ども食堂」などの入居者同士、また、地域の人とのコミュニティを育むイベントの提供のほか、様々なサークル活動やアクティビティの場を創出するという。
医療においては、純幸会関西メディカル病院との医療連携のほか、ミナテラスによる「かすがいクリニック豊中緑丘テラス」、およびファルメディコによる「ハザマ薬局パーク緑丘店」を本物件内に開設。日々の健康管理から緊急時まで安心して利用できる。
また、一連の医療サービスが建物内でスムーズに完結できる環境も整備。居室内に設置された入居者専用のタブレットから一定時間帯の診療予約ができるため、待ち時間を短縮可能。また、併設クリニックと薬局が電子的に処方箋を連携することにより、受診、服薬指導、薬の受け取りまでもスムーズに行なえるという。
さらに、将来介護ニーズが生じたときに備え、物件内に介護専用フロアを用意。アクティブライフのケアスタッフが24時間常駐し見守り・生活支援サービスを提供するとともに、外部の訪問介護サービスと組み合わせることで一人ひとりの状態に応じた介護サービスを提供する。加えて、ウェルネスリビングでは日常生活に不安を抱える一般居室の入居者も食事など日常生活の一部について、介助を受けられる。
フィットネスルームでは、COSPAウエルネスのエイジングケアサポートプログラムや脳・活性化プログラム「iトレ」を導入。健康増進から機能保持・改善プログラムまで、フィジカル面の健康寿命延伸サポートサービスを提供する。
また、三井住友銀行が運営する医療版情報銀行アプリを導入し、健康・医療データ管理サービスおよび予防医療から先進医療、薬・介護まで連携した新たな地域医療サービスを提供するという。
現時点での問い合わせ数は約3,500件、募集申込件数は約220件。料金は入居一時金が3,135万円~7,940万円(78歳・一人入居の場合)。
所在地は大阪府豊中市北緑丘1丁目7番5。敷地面積は17,909.32m2、規模は地上13階建。