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アシックス、歩行に要するエネルギーをセーブするウォーキングシューズ
2022年3月23日 14:16
アシックスジャパンは、ウォーキングシューズのシリーズ「PEDALA」から、歩行に要するエネルギーをセーブするなど歩行効率を追求し、長時間でも快適に歩けるようにした新コンセプトのシューズ「PEDALA RIDEWALK(ペダラ ライドウォーク)」を、3月23日に発売する。価格は29,700円。
靴底前部にカーブを設けることで、少ないエネルギーで足を前に運べるようにしたことを特徴とするウォーキングシューズ。アシックススポーツ工学研究所で分析した歩行動作をもとにカーブの立ち上がり位置や角度、素材の硬度や配置などを工夫し、歩行時のエネルギー消費につながるといわれる足首の屈曲を抑えるという。
ランニングシューズ「METARIDE(メタライド)」に搭載しているガイドソールテクノロジーから着想を得ながら、街履きとしての用途を想定し、軽さや足元の安定性を重視して開発した。
具体的には、基本的に片足しか接地していないランニングに対して、ウォーキングは片足もしくは両足で支持するため、使用する筋肉に違いがある点に着目。また、ウォーキングでは電車移動や信号待ちなどで立ち止まる機会が多く、転がりすぎる靴底では安定感を欠く。
ペダラ ライドウォークでは安定感と蹴りだしやすさを考慮して、つま先部分のカーブが始まる位置をランニングシューズよりもつま先寄りにし、靴底前部にフラットゾーンを設けている。これにより「転がるような感覚を出しながら、安定感をもたらす」としている。
ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)は、独自開発の軽量クッションフォーム材「FF BLAST PLUS(エフエフブラストプラス)」などを採用。かかと部には、足にかかる負担を軽減する衝撃緩衝機能「GEL」テクノロジーを搭載している。
アッパーは天然皮革で、艶のある革とマットな革を組み合わせている。
男性用にはレースアップタイプ、女性用にはレースアップタイプとベルトタイプをラインアップ。
カラーは、男性用がホワイト×ホワイト、ブラック×ブラック、女性用が両タイプ共通でベージュ×ベージュ、ブラック×ブラック、レースアップタイプのみホワイト×ホワイト。生産国は日本。
3月23日からアシックスオンラインストアで発売し、4月1日から直営店「アシックスウォーキング」、全国の百貨店などで順次発売する。