Google Pixel、通話の自動字幕起こしなど新機能

Googleは、スマートフォン「Pixel」シリーズに、通話の自動文字起こしなどの新機能を追加した。アップデートはPixel 3a～Pixel 5a (5G)には既に提供を開始、Pixel 6およびPixel 6 Proには3月後半から順次提供開始予定。ただし新機能は一部を除きPixel 6/Proのみに対応する。

通話の自動文字起こしは、発話障がいのある人や会話を望まない人向けに、字幕を使った新しいコミュニケーション方法を提供するもの。通話相手の話している内容が字幕で表示され、文字入力で返答できる。入力した内容は、相手のデバイスで読み上げられる。

バッテリーウィジェットも刷新され、PixelやPixel Budsなど、Bluetooth接続されているデバイスのバッテリー残量の一覧をロック画面等で確認できるようになった。

写真共有ソーシャルアプリ「Snapchat」では、新たに「夜景モード」を追加。Snapchatアプリから「ローライトモード」を選択すれば、光が少ない場所でもフラッシュ無しで動画や写真を撮影して共有できる。

その他、翻訳機能の一つである通訳モードに、オフラインで使える言語を追加。これまで日本語、英語、ドイツ語が使えたが、新たにスペイン語、イタリア語、フランス語を追加した。音声や動画などから自動文字起こしを翻訳する機能では、新たにスペイン語を追加。レコーダーアプリにもイタリア語とスペイン語を追加している。