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ANA、視覚障がい者の移動をサポートするナビサービス

ANA、横浜市、損害保険ジャパン、プライムアシスタンス、Ashirase、ANAウィングフェローズ・ヴイ王子は、視覚障がい者向け移動サポートの実証実験を横須賀市で実施する。

自宅から目的地まで全旅程の経路を一括検索し航空券やホテルも予約できる「ANAそらたび検索」における徒歩区間の移動を、遠隔オペレーターによる音声サポートサービス「アイコサポート」、視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」と連携させ、視覚障がい者の自律的移動をサポートする試み。また、昨年9月に車いすユーザーのサポートとして社会実装を行なった「Universal MaaS」のバリアフリー地図ナビに、横須賀市が計画、施工する道路工事情報や歩道橋のエレベーター稼働情報を付加。突発的な移動障壁の回避を促すための情報提供を、車いすユーザーだけでなく、「アイコサポート」のオペレーターや「あしらせ」のナビゲーションシステムと連携する試みも検証する。

検証場所は汐入駅(横須賀市)~よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸間。各事業者の役割は下記の通り。

代表事業者

  • ANA:本実証実験のとりまとめ
    全体サービス設計/開発
    経路検索サービス「ANA そらたび検索」連携

共同開発パートナー

  • 横須賀市:フィールド提供、データ提供
  • 損保ジャパン:本実証実験のリスクアセスメント、安心・安全な自律的移動を支援する保険・サービスの検討
  • プライムアシスタンス:専門オペレーターによる遠隔サポートサービス「アイコサポート」連携
  • Ashirase:歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」連携
  • AWO:視覚障がい当事者のアドバイザーがモニターとして参加

「あしらせ」は、デバイスを靴に装着し、靴の中での振動により、聴覚を邪魔せずに視覚障がい者を誘導できる歩行ナビゲーションシステム。視覚障がい者向けに特化した誘導情報の生成と、独自振動インターフェイスにより、ユーザーは直感的にルート情報を把握でき、安全に余裕を持って歩行することが可能という。