羽田・成田など国内主要空港で関税等のスマホ納付が可能に

7月19日から空港の税関において、関税・消費税などの新たな納付方法として、LINE Payとau PAYでの支払いに対応する。成田、羽田、関西、中部、福岡、新千歳の6空港を対象とし、那覇空港についても国際線の入機状況に応じて開始する。

日本入国時、タバコや酒類など免税範囲を超えている物品を携帯して輸入する場合、税金を納付する必要がある。その納付をスマホ決済サービスで行なえるようになる(スマホ納付)。

デジタルガレージグループが提供する、統一型QRコード決済「クラウドペイ」を採用。1つのQRコードを設置するだけで複数の決済サービスを導入できるサービスで、利用者はクラウドペイのQRコードを利用したい決済アプリで読み取る。

税関では、QRコードを読み取った後、税関職員が提示した徴税額を利用者が入力して支払い、職員の確認を経て通関を完了する流れ。

スマホ納付を利用することで、現金を持ち合わせていない場合でも関税等を納付できる。また、非接触型の決済のため、感染防止の点でも有効とし、スマホ納付を活用するよう呼びかけている。