マネックス、新生銀行グループが包括提携

マネックス証券、新生銀行、新生証券の3社は、金融商品仲介業務における包括的業務提携に関する基本合意書を1月27日に締結した。

会社分割(吸収分割)の方法により、新生銀行の投資信託保護預り口座および新生証券の主に新生銀行との金融商品仲介業務にかかわる個人向け債券保護預り口座に関する権利義務をマネックス証券に移管する。

今後、新生銀行は、マネックス証券から金融商品仲介業務の委託を受け、既存利用者および新規利用者に対して引き続き投資信託、債券を販売していく。また、新生証券は、マネックス証券に商品の提供にかかわる媒介を行なう。

提携により、顧客口座の管理はマネックス証券が、勧誘・販売・アフターフォロー等は新生銀行が受け持ち、顧客の資産運用に関し、共同でさまざまな商品・サービスを提供できるようになる。

提携の実行は関係官庁の許認可取得と最終的な合意内容を定めた契約の締結を前提としており、最終契約の締結は3月中に実施。2022年1月頃より新体制での運営を開始する予定。