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自然になったアレクサやEcho ShowのZoom対応。飛行カメラなどAmazon新デバイス

9月25日(日本時間)、Amazonデバイスの新製品発表がオンラインで開催された。日本で発売予定のEcho Show 10や新Echoシリーズ、Fire TVは既報の通りだが、そのほかにもAlexaの新機能やゲームストリーミングサービス「Luna」など、多くの新製品/サービスが発表されている。

AZ1プロセッサでAlexa進化。Echo ShowはZoom/Netflix対応

新しいEchoシリーズでは、Amazon独自の「第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ」を搭載し、機械学習機能を向上。米国ではAlexa がより早く応答するようになった。ただし、この速度向上では、全ての言語モデルをトレーニングし直す必要があるため、日本語対応には「時間がかかる」とのこと。

第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ

また、より自然な話し方に改善したほか、“アレクサ“などの「ウェイクワード」を不要とするモードや、自然な対話によるショッピングや動画再生などにも対応する。

Echo Show 10

さらに、Echo Showでは今年後半にZoomとAmazon Chimeによるビデオミーティングに対応。加えてNetflixにも対応予定。

子供と話していることを認識する「Alexa voice profiles for kids」にも対応。泣き声や話し方から話者を推定し、子供の場合は話し方を変える。

子供向けにパンダやトラのデザインの「Echo Dot Kids Edition」も米国で発売。価格は59.99ドル。

Echo Dot Kids Edition

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Fire TV+クラウドゲーミング「Luna」

クラウドゲーミングサービスの「Luna」も発表。AWS(Amazon Web Service)と連携し、高画質、低遅延のゲーム配信を行なうもので、Fire TVやPCとコントローラを組み合わせてゲームを楽しめる。月額4.99ドルで、米国でアーリアクセスの受付を開始している。日本での展開は未定。

対応デバイスは、Fire TV、PC、Mac、iPhone/iPad(Web)、Android。別売のコントローラを使ってゲームプレイが可能で、専用のコントローラ「Luna Controller」も発売。価格は49.99ドル。なお、汎用のコントローラも利用可能という。

Lunaでは、最大4K/60fpsでのゲームプレイに対応。2つのデバイスへの同時配信が行なえる。

Luna Controller

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Wi-Fi 6ルータ「eero 6」や空飛ぶセキュリティカメラ

また、Wi-Fi 6対応の無線LANルータ「eero Pro 6」「eero 6」も発表。eero Pro 6は、2つのEthernetポートとZigbeeによるスマートホームハブ機能を搭載したルータで、メッシュネットワークに対応。広範囲をカバー可能で、価格は1台229ドル、2台399ドル。eero 6もWi-Fi 6やZigbee対応で、1台129ドル、2台199ドル。

eero Pro 6
eero 6

Amazonアカウントにより、ネットワーク内のスマートライトやプラグなどと連携、Alexaアプリで設定や連携機能の操作などが行なえる。

また、Amazon傘下のRingによるセキュリティデバイス「Ring Car Alarm」「Ring Car Cam」も発表。Ring Car Alarmはクルマに設置して、異常検知した場合にスマホに知らせるほか、ユーザーがRing Car Alarmの警報を鳴らすこともできる。

Ring Car Alarm

「Ring Car Cam」はドライブレコーダ的なデバイスで、クルマの周囲の映像を録画。衝撃を検知した場合は、ドライバーの安否を確認。応答がない場合は救急要請などを行なう。

Ring Car Cam

家庭用のセキュリティカメラの新提案「Ring Always Home Cam」も発表。ドローンとベース部をセットにしたセキュリティカメラで、Ring Alarmと連動。外出モード時に異常を感知するとドローンが飛行し、不審物の映像をRingアプリに送る。

Ring Always Home Cam