LINE×松竹、映画館・劇場などをDXするコンソーシアム

LINE、松竹、Sprootは、映画・演劇などのコンテンツや、映画館・劇場などのDX（デジタル・トランスフォーメーション）の推進とマーケティングの高度化を目的とした「松竹DXコンソーシアム」を設立する。

新型コロナウィルス感染症の流行で、オフライン(リアル)のコミュニケーションが閉ざされ、エンタテインメント業界が深刻な打撃を受け、これまで特別だったオンライン配信(公演)が当たり前の時代になる中で、「リアルをオンラインに置き換えるだけではなく、オフラインとオンラインの融合(OMO)を推進し、新たな顧客体験を創造する」というのが松竹DXコンソーシアムの目的。

先ずは、映画館のDXの推進、顧客データベースの集約と分析によるカスタマージャーニーの可視化より、「顧客に対し高価値な映像体験の提供を目指す」という。

さらに、オンライン配信におけるマーケティングの高度化により、オフラインに近い体験を実現する新たな配信サービス等を実現し、顧客満足度の一層の向上を図るとする。

松竹が展開する映画・演劇・お笑いなどのエンタテインメント・コンテンツと映画館・劇場などの施設、LINEのプラットフォーム・先端技術及びデジタルマーケティングに関する知見、Sprootのエンタテインメント関連ビジネスのデジタル化ノウハウを融合。「エンタテインメント業界のDXを牽引することを目指す」という。