ニュース

LINE、タイムラインで「マルチアカウント」対応。収益化を支援

LINEは、「LINEタイムライン」における「マルチアカウント」機能を近日中に提供開始する。これまでのLINEタイムラインは、友だちとの日常をシェアする「ソーシャルグラフ」としての利用が中心だったが、新タイムラインは「コンテンツプラットフォーム」としての展開を強化する。

LINEタイムラインは、3月に好みの動画を発見・発信できる「ディスカバー」や、フォローしたアカウントの最新投稿が表示される「フォロー」機能を提供開始しており、今後はコンテンツをもとにコミュニケーションを行なうためのプラットフォームとして展開する。

そのために「マルチアカウント」に対応。これは、個人のLINEアカウントとは別のアカウントを用意し、アーティストやクリエイターが表現の場としてLINEを使いやすくするための機能。LINEタイムライン上で新たにアカウントを作成し、LINEタイムラインに動画や記事コンテンツを無料で投稿できる。

個人アカウントとは別にオフィシャルアカウントとして運用できるほか、旅行やグルメなど発信するコンテンツのジャンルごとにアカウントを使い分けできるようになる。マルチアカウント機能で作成したアカウントからトークへメッセージを配信する場合は、LINE公式アカウントのフリープランが適用される。

また、マルチアカウント機能を活用することで、「収益化」も実現可能。クリエイターは、動画コンテンツに広告を掲載して「LINEタイムライン」に投稿し、視聴に応じた広告収入を得られる。収益化のためにはアカウントのフォロワー500人以上、直近1カ月間で投稿した動画の再生時間が50時間を超える必要がある。

また、自分のアカウントへの流入を増やす「セルフプロモート」機能も提供する。