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新宿西口再開発。小田急百貨店の場所に48階・260mの複合施設

新宿駅西口地区の開発計画を、小田急電鉄と東京メトロが発表。現在小田急百貨店がある場所に、地上48階、高さ約260mの複合施設を開発する。

高層部にはオフィス機能、中低層部には商業機能を備え、またオフィス機能と商業機能の中間フロアには、来街者と企業等の交流を促すビジネス創発機能を導入する。低層部にはビジネス創発の情報や新宿をはじめとした小田急沿線、東京メトロ沿線等の情報を発信する機能を設ける。

6号街路からの視点(夜)
4号街路からの視点
現在の新宿駅西口の様子('20年7月28日撮影)

整備方針は、「新宿グランドターミナルの実現に向けた基盤整備」、「国際競争力強化に資する都市機能の導入」、「防災機能の強化と環境負荷低減」の3つ。

新宿グランドターミナルの実現については、駅とまちの連携を強化する重層的な歩行者ネットワークや、にぎわいと交流を生み出す滞留空間を整備。あわせて、駅前広場整備へ協力する。

国際競争力強化はビジネス創発機能により、防災機能強化およびと環境負荷低減は帰宅困難者支援や面的な多重エネルギーネットワークの構築、最新技術の導入等により、実現を目指す。

計画断面
スカイコリドー
ビューテラス

計画地は東京都新宿区新宿三丁目および西新宿一丁目各地内。敷地面積は約15,720m2、延床面積は約281,700m2。2022年度着工、2029年度竣工予定。