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新型コロナ療養時の「緊急性の高い症状」を公表。「胸の痛み」など

厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の軽症患者などの宿泊療養や自宅療養にあたり、状態が急変する可能性もあることから、軽症者等本人が自らの経過観察(セルフチェック)を行なう際に留意すべき「緊急性の高い症状」や対応方法のチェックリストを公開した。

「顔色が明らかに悪い」、「生活をしていて少し動くと息苦しい」、「横になれない。座らないと息ができない」、「胸の痛み」など13項目の症状をまとめ、「緊急性の高い症状」に該当した場合は、宿泊療養の場合は、宿泊施設の看護師など、自宅療養の場合は、各都道府県等の連絡・相談窓口にすぐに連絡するよう呼びかけている。

緊急性の高い症状

表情・外見

顔色が明らかに悪い*
唇が紫色になっている
いつもと違う、様子がおかしい*

息苦しさ等

息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
急に息苦しくなった
生活をしていて少し動くと息苦しい
胸の痛みがある
横になれない。座らないと息ができない
肩で息をしている
突然(2時間以内を目安)ゼーゼーしはじめた

意識障害等

ぼんやりしている(反応が弱い) *
もうろうとしている(返事がない)*
脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする

*は家族等が以下の項目を確認した場合

セルフチェックする回数は原則1日2回だが、外来患者でそのまま宿泊療養等へ移行する場合は、一度入院して治療等を受けた後に宿泊療養へ移行する人に比べて、これからウイルス量が増加する可能性があるため、セルフチェックする回数を1日3回もしくは4回を目安とする。