環境省、家庭でのマスクの捨て方で注意喚起。新型コロナ対策

出典：環境省「ご家庭でのマスク等の捨て方(PDF)」

環境省は、「家庭でのマスクの捨て方」についての注意をまとめたパンフレットを公開した。新型コロナウイルスなどの感染症に感染した疑いのある人などが家庭にいる場合、鼻水等が付着したマスクやティッシュ等のごみを捨てる際に注意が必要となる。

「ごみに直接触れない」、「ごみ袋はしっかりしばって封をする」、「ごみを捨てた後は手を洗う」の3点が重要。

ごみ箱にごみ袋をかぶせ、いっぱいになる前に早めにごみ袋をしばって封をする。また、マスク等のごみに直接触れることがないようしっかりしばる(ごみが袋の外に触れた場合は、二重にごみ袋に入れる)。ゴミを捨てたあとは石鹸を使って、流水で手をよく洗う。

家庭内での感染を防ぐだけでなく、ごみを扱う廃棄物処理業者にとっても、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの感染症対策として有効。ポイ捨てなどはやめ、自治体のルールに従ってゴミを捨てるよう呼びかけている。

3月31日の小泉大臣会見でも家庭向けの感染性廃棄物対策として言及。「ごみに直接触れない、ごみ袋はしっかり縛って封をする、ごみを捨てた後は手を洗う」を強調している。