京急、高架下「日ノ出町フードホール」。3月26日開業

日ノ出町フードホール イメージイラスト

京浜急行電鉄(京急)は、横浜市の京急線日ノ出町～黄金町駅間の高架下スペースに、飲食施設「日ノ出町フードホール」を、3月26日に開業する。

施設のコンセプトは「コミュニティー型フードホール」。野毛・宮川町エリアと日ノ出町・黄金町エリア間をつなぎ、新たなコミュニティーを醸成する「名店を“はしご酒”できる地域の大食堂」を目指す。

野毛・宮川町エリアのテナントを中心に4店舗が出店。出店店舗の業態は、クラフトビールキッチン、農家直営野菜デリと自家製ベジ&フルーツカクテル専門店、唐揚げ&ハイボール専門店、肉バル。秋にはクラフトジンの蒸溜所「横浜ジン蒸溜所 タップルーム(仮)」のオープンを予定している。敷地面積は約476m2。

フロアマップ(1：クラフトビールキッチン、2：自家製ベジ&フルーツカクテル専門店、3：唐揚げ&ハイボール専門店、4：肉バル、5：クラフトジン蒸溜所)

京急は2008年より、日ノ出町・黄金町エリアにおいて地域住民・行政・警察と連携し、高架下スペースに文化芸術スタジオの連続的な整備を行なうなど「アートによるまちづくり」を推進。2008年に「日ノ出スタジオ」、「黄金スタジオ」を、2011年から2012年には高架下スタジオ「site-A・B・C・D」を開業した。

2018年4月には、宿泊施設、カフェラウンジ、更衣室やシャワーを完備した水上アクティビティ拠点で構成される複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho(タイニーズ横浜日ノ出町)」をオープンした。

フードホールは、「こだわりの逸品を提供する各店の料理を共用の飲食スペースに持ち寄ってワンストップで食べられる“フードコートの本物志向版”」としている。日ノ出町・黄金町エリアおよび野毛・宮川町エリアの利用者や近隣のビジネスワーカー、訪日外国人など、同エリアに足を運ぶ機会のなかった人を呼び込むことによる、まちの賑わいの創出と活性化を図る。

所在地は神奈川県横浜市中区日ノ出町1丁目103番地1。京急線日ノ出町駅徒歩約3分、黄金町駅徒歩約8分。