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Uberの空飛ぶタクシーに向け、ヒュンダイがeVTOL機を開発【CES2020】
2020年1月9日 12:31
現代自動車(Hyundai)とUber Elevateが、空飛ぶタクシーに向けた電動垂直離着陸機(eVTOL)のコンセプトモデル「S-A1」を「CES 2020」で発表した。Uber Elevateは、空飛ぶタクシー「Uber Air Taxis」の2020年のテスト飛行、2023年の実用化を目標としており、その実機の開発・量産をHyundaiが担っていく。
SA-1の最高時速は約290km/h、巡航高度は地上1,000~2,000フィート、飛行距離は最大100kmを想定。バッテリの充電は約5~7分で完了するという。
Hyundaiは機体を開発、供給し、Uberは航空サービスや地上サービス、顧客とのインターフェイスを担当。当初は有人で飛行するが、将来的には無人化を目指す。
また、CES 2020ではBELLによるeVTOL「Bell Nexus 4EX」も出展。室内空間の体験なども可能となっている。また、BELLのブースでは、街におけるeVTOLを使った移動・輸送をイメージし、実際に小型のドローンを飛ばすデモも行なわれている。