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時差ぼけの影響を抑えるスケジュールを提案する「O:SLEEP」
2019年12月3日 13:00
O:(オー)は、企業向け睡眠支援サービス「O:SLEEP」の一機能として、海外における「時差ボケ」の予防と解消をサポートする「時差ボケ対策機能」の提供を、2020年1月から開始する。
O:SLEEPは、より良い睡眠習慣のため、スマホアプリを用い、従業員に対し、睡眠状況の自動記録・可視化および睡眠衛生学に基づいたコーチングを行なう企業向け睡眠支援サービス。
時差ボケ対策機能は、O:SLEEPに追加された機能で、ユーザーの体内時計を推定して個人ごとに最適化した時差ボケ解消策を提案可能としており、このようなサービスは世界初だという。
時差ボケ対策機能では、渡航場所の時差やその期間、アンケート、蓄積されたユーザーの睡眠データから算出する個人の体内時計を比較することで、渡航前日や機内での過ごし方(光を浴びる時間や推奨睡眠時間など)、旅行中の行動を提案。
長期滞在者には可能な限り現地時間に順応できるように、短期滞在者には帰国後に体調を万全にするために、光を浴びるべき時間や睡眠時間帯などの推奨スケジュールを個人のクロノタイプ(体内時計)別に算出するという。
体内時計推定/時差ボケ対策機能は、睡眠研究者/医師である志村哲祥氏を中心とするこどもみらい社の医師・心理士・保健師・統計学者を中心として開発しているプログラムを搭載している。
またオーは、東京海上日動火災保険と連携。東京海上日動火災は2020年4月より、海外旅行保険の付帯サービスとして、O:SLEEPを申し込みから1カ月間無料で提供する。
付帯サービスにおいては、出国の1週間程前からアプリを使用し、ユーザーの睡眠傾向をアプリに学習させる。これにより、体内時計に合わせた理想の睡眠時間や就寝時間を算出。アプリ上で昼寝、入浴、運動、カフェインの摂取などの時間が提案され、時差ボケ改善につなげるとしている。