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ザ・ノース・フェイス、3Dスキャンで一人一人にジャストサイズのウェア
2019年11月19日 19:12
ゴールドウインは、11月22日にオープンする渋谷PARCOに、「THE NORTH FACE LAB(ザ・ノース・フェイス ラボ)」を出店。3Dスキャンシステムを用いたウェアカスタマイズサービス「141 CUSTOMS(ワンフォーワンカスタムズ)」を展開する。
141 CUSTOMSは、THE NORTH FACEのアイテムを一人一人に合わせてデザインするウェアカスタマイズサービス。カラーやサイズのカスタマイズができる。
3Dスキャンシステムを用いたサイズカスタマイズは、例えばガッチリした体型のためXLしか入らないが、XLだと身丈や袖丈が長すぎてしまうといった人にも、ジャストサイズのアイテムが提案できるという。
2019年秋冬シーズンに、141 CUSTOMSでカスタマイズできるのは、MOUNTAIN JACKET(マウンテンジャケット)、DENALI JACKET(デナリジャケット)、NUPTSE JACKET(ヌプシジャケット)の3点。
価格はそれぞれサイズカスタマイズ/サイズ+カラーカスタマイズの順で、マウンテンジャケットが80,000円/100,000円、デナリジャケットが29,000円/36,000円、ヌプシジャケットが53,000円/64,000円。
利用にはまず、Webサイト内のシミュレーターでアイテムを選択し、ボディやファスナー、エンブレムなどのカラーをカスタマイズ。その上でTHE NORTH FACE LABに来店予約を入れる。
店内には、3Dスキャニングマシーンが設置された141 CUSTOMSルームがあり、その中で専用のスーツを着て、3Dスキャンを行なう。3Dスキャニングマシーンには、4つのコーナーの柱にカメラが5台ずつ、計20台備えられている。
3Dスキャンによりアバターが作成されるので、そこにサイズやカラーをカスタマイズしたアイテムを着せていく。サイズのカスタマイズは一括で調整するのではなく、身丈や袖丈など各パーツで調整していく。
141 CUSTOMSルームには、生地のサンプルが用意されており、これを見ながらのカラーの変更も可能。
サイズやカラーのカスタマイズが決定したらオーダー。ゴールドウインテクニカルセンターで、専門のスタッフが1着ずつ制作。1カ月ほどで完成し、完成品の試着後の商品受け取りとなる。
THE NORTH FACE LABは、新たな可能性を創造することを目指したコンセプトストアとして、ファッション・カルチャーの情報集積地である渋谷から新たな価値の発信をしていくとしている。
THE NORTH FACE LABの所在地は、渋谷PARCO(渋谷区宇田川町15-1)の2階。営業時間は10時から21時。141 CUSTOMS以外のウェアや、バッグ、シューズ、アクセサリーなども取り扱う。