ソニー、aiboの動きをプログラミングするツールを無償公開

ソニーは11日、自律型エンタテインメントロボット「aibo」用のソフトウェアAPIの一般公開を開始した。ユーザーがaiboの動きをプログラミングするためのツールで、当面は無料だが将来的に有償サービスが追加される可能性がある。

一般的なプログラミングと異なり、プログラム実行時に「aiboの心理状態」を加味した動きをする。例えば吠えるAPIを実行した場合、aiboが明るく吠えたり、怒って吠えたりと、そのときのaiboの心情を反映した動きをする。これによってaiboらしさを残しつつプログラミングが楽しめるという。これ以外の動作についても確実に決まった動作をするのではなくさまざまな反応を示すのが特徴となる。

同時に、初心者でもドラッグ&ドロップ中心の簡単な操作でプログラミングを学習しながらaiboの動作を作ることができる「aibo ビジュアルプログラミング」がaiboオーナーに無償提供。aiboライセンスプログラム利用者に対しては開発に必要なaiboへのアクセス手順など各種ドキュメント類をまとめて提供する「aibo デベロッパープログラム」も提供される。