ローソンのスマリボックスでメルカリ、ヤフオク発送。e発送サービス

スマリボックス(イメージ)

ローソンは10月29日より、東京都と神奈川県内の「スマリ」展開の17店舗で、日本郵便が提供する、オークションサイトやフリマアプリの出品商品を発送するサービス「e発送サービス」を新たに取り扱う実証実験を開始する。

e発送サービスは、オークションサイト・フリマアプリの出品者が、全国の郵便局やローソン店舗で出品商品を発送できるサービス。取り扱いサイトは、「ヤフオク!」「モバオク」「メルカリ」「ラクマ」「PayPayフリマ」。全国の郵便局と、ローソン店舗(約13,600店)で対応している。

実験では、現在首都圏の300店舗で展開している、ローソンの既存物流を活用したEC商品やレンタルサービスの返品・返却サービス スマリの仕組みを活用。e発送サービス利用者は、スマリボックスを操作し、返品・返却用ボックスの横に増設された、e発送専用スマリボックスに荷物を投函するだけで発送できる。

従来では、各サイト上で必要な手続きを行なった後、ローソンに設置しているマルチメディア端末「Loppi」とレジで申し込みを行なう。その後、レジで発行された複数枚の伝票を専用の納入袋に入れて出品商品に貼り、店舗従業員に預ける。店舗従業員は、レジでの受け付け後に必要な伝票を利用者に渡し、荷物を店舗のバックヤードで保管し、集荷の際に郵便局の配達員に渡している。

スマリを活用した場合では、利用者が直接店内に設置しているスマリボックスで操作し、発送ラベルを貼って投函した荷物を、郵便局の担当者が直接回収するため、利用者にとっては、レジ待ちや複数枚の伝票の貼り付け作業が軽減され、店舗にとっても、荷物の保管場所の削減や店舗従業員の省力化につながるとしている。

利用の流れ

対応店舗は、東京都・神奈川県内17店舗。取り扱いは「ゆうパケット」「ゆうパケットプラス」サイズのみで、「プライバシー配送」及び「拠点受取」としたものに限る。「ゆうパック」は対象外。