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「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」“最後の予告編”公開
2019年10月22日 23:25
12月20日に日米同時公開される、映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」。その最後の予告編が解禁された。レイ、カイロ・レンを始めとした新世代に加え、C-3PO、R2-D2、BB-8、そしてD-Oなどのドロイド達、さらにレイアとランド・ランドカルリジアンといったレジェンド達も登場。キャラクター達と彼らの意味深な言葉が、様々な期待と憶測を呼ぶ内容となっている。
銀河を巻き込み、壮大なスケールで描かれてきたスカイウォーカー家の、愛と喪失の物語。かつて銀河に君臨した暗黒卿ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカー。その息子ルーク・スカイウォーカーは、父を倒し銀河に平和をもたらし伝説のジェダイとなった。
ところが、次世代となるルークの妹レイアと英雄ハン・ソロの息子カイロ・レンは、祖父ダース・ベイダーに傾倒。銀河の圧倒的支配者へ上り詰めた。
先日解禁された映像では、完結を迎えるスカイウォーカー家の歴史を振り返るように、世代を超えて描かれてきた“光と闇の戦い”が、カイロ・レン、そしてルーク・スカイウォーカーの強い意志を受け継ぎ、類まれなフォースを覚醒させたレイへと引き継がれていく様が描かれた。
また、歴史の裏で暗躍し悪の根源とも言えるシスの暗黒卿パルパティーン皇帝の復活を予期させている。彼はかつて若きアナキン・スカイウォーカーをダークサイドへ堕としダース・ベイダーという名を与え、恐怖で銀河を支配。さらにはベイダーの息子ルーク・スカイウォーカーをもダークサイドへ引き込もうと父子の戦いへと導くなど、スカイウォーカー家と密接に関係してきた闇の存在だ。
暗黒卿の復活が暗示された映像の締めくくりには、ライトサイドの象徴とも言えるレイが、ダークサイドの象徴である赤色のライトセーバーを手にした姿で登場する映像も公開されている。
今回解禁された最後の予告編では、ルーク・スカイウォーカーを失ったレイが感じている孤独を象徴するかのように、たった独りで走り続けるシーンからスタート。
「誰もが私を理解していると 本当は違う」というレイの言葉。
「俺には分かる」その言葉に理解を示し、不安を感じる心の隙間に近づいて来たのは、カイロ・レン。映像では光と闇を象徴する2人のファイトシーンはもちろん、共闘し何かを叩き壊す意味深なシーンも。
また、ミレニアム・ファルコンやスター・デストロイヤーなどが大集結するカットは、壮大なエンディングを予感させる。
さらに、併せて解禁となったポスターでは、青いライトセーバーを構えるレイ、そして、ミレニアム・ファルコンを挟んだ背後には赤いライトセーバーを構えるカイロ・レンと“光と闇の戦い”の対立が象徴的に表現されている。
しかし、青と赤、2人のライトセーバーは交わり、青でも赤でもない色の中にレイが佇んでいるなど、世代を超えた“光と闇の戦い”がどんな形で決着するのか? その結末へ様々な憶測を呼ぶものとなっている。
そして伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーは姿を現さないが、「それはジェダイの運命 お前の運命だ」とレイに語りかける。伝説のジェダイが見据える結末とは?
また、シスの暗黒卿パルパティーン皇帝の「ずっと待っていた……今こそ……お前たちは一つに 終わりが始まる」というセリフはスカイウォーカー家、そしてレイとカイロ・レンの運命の決着へ何を示しているのか?
全エピソードに唯一出演している生きるレジェンド、アンソニー・ダニエルズが演じる人気ドロイドC-3POの「最後にもう一度だけ 友人たちに」という、仲間たちへ別れを告げるかのような意味深なセリフと、映像のラストで目を涙で潤ませながらライトセーバーを構えるレイに対し優しく語りかけるルークとレイアの「May the Force be with you. Always」という名セリフ。ファンにとっても長年の友となったキャラクター達に別れを告げる時が近づいているのか? 果たしてジェダイの運命の結末とは? 長きに渡り語り継がれてきた伝説の完結編、終わりが始まる。