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Google Nest Mini発表。低音強化&壁掛け対応のスマートスピーカー
2019年10月16日 00:42
Googleは16日、新しいスマートスピーカー「Google Nest Mini」を発表した。これまでのGoogle Home MiniからNestブランドに改めたほか、低域強化などの音質向上やタッチ操作でのボリューム調整に対応した。11月22日に発売し、価格は6,050円(税込)。
Nest Miniでは、オーディオのソフトウェアチューニングにより、ハードウェアの能力を最大化し、低域の音質を向上。従来のHome Miniとの比較で2倍の強力な低音を再生できるようになったという(最大音量で60Hz~100Hz帯でテストした場合)。音量を問わず、クリアでナチュラルなサウンドを楽しめるようにした。新たに壁掛けにも対応する。
3つのマイクを内蔵し、音声認識の精度も向上。また、音楽やニュースを聞いているときに、Nest Miniの天板に手を近づけると、LEDライトが点灯。左右タップすると、話しかけなくてもボリュームを調整できる。
新たに、Google Duoを使ったデバイス同士の通話にも対応した。また、家中のデバイスでコンテンツの再生を引き継げる「Stream Transfer」に対応。リビングで聞いたPodcastの続きを、寝室のNest Miniで聞くといった利用も可能になる。
アシスタント機能も強化し、従来のHome Miniより高速に応答可能とした。これはプロセッサの高速化によるもの。さらに、米国では一部の操作はクラウドに接続なくデバイス内で完結するため、より高速な応答が実現できているという。
またバックグラウンドの騒音を検知しながら、Googleアシスタントの音量を調整。例えば食器を洗っている場合は、アシスタントの音量を上げるといった調整を自動で行なう。
IEEE 802.11b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)無線LANやBluetooth、Chromecast built-inに対応。カラーは、Chalk、Charcoal、Coral、Skyの4色。外装の35%に使用済みプラスチックを採用し、ファブリックは100%再生プラスチック。外形寸法は98×42mm(直径×高さ)、重量は181g。
無線LANルーターの「Nest Wifi」も近日発売予定。ルーター本体は19,800円(税込)で、拡張ポイントは18,150円(同)、ルーターと拡張ポイントのセットが31,900円(同)。