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DNP、紙製ながらストロー穴にしっかり刺せる強度のストロー
2019年10月10日 13:49
DNP・SIG Combiblocは、紙ストローと植物由来原料を使用した液体紙容器を発売。飲料メーカーに向けて、2020年度中に供給を開始する。
DNP・SIG Combiblocは、大日本印刷(DNP)と紙容器メーカーSIG Combibloc Groupの合弁会社。
発売する製品は、SIGが海外で開発、展開している製品。紙ストローは口径6mmで、ストロー穴にしっかりと刺せる強度を備えているという。ストローの長さは、80mm、99mm、118mm、140mmの4種類。99mmと118mmを先行で発売し、追って80mmと140mmが発売される。
今後は、U字型や伸縮可能な紙ストローの開発を進める。
植物由来原料を使用した液体紙容器の製品名は「SIGNATURE PACK100」。SIGが開発した、森林認証紙をベースとした環境負荷の少ない製品とし、紙以外の樹脂についても植物由来原料を使用。これまで以上の環境負荷低減が可能な設計としている。
バリア性の必要な製品向けとして、SIGNATURE PACK100にアルミ箔を付加した「SIGNATURE PACK FULL BARRIEER」もラインアップする。
DNP・SIG Combiblocは、環境に配慮した紙容器の提供を通じて、プラスチックごみの削減、日本市場におけるSIG無菌充填システムの導入拡大を進める。