大日本印刷(DNP)は、環境に配慮したラミネートチューブを開発した。植物由来の原料を使用し、またチューブの胴体の薄層化。プラスチック使用量を削減した。
新開発のラミネートチューブは、チューブ胴体の全ての層と、肩にあたる部分および注出口に植物由来原料を使用。キャップを除いた全体の約50%を植物由来原料で代替したという。
さらに、胴体の薄層化によりプラスチック使用量を削減。従来の石油由来原料を使用した製品よりもCO2排出量が約35%削減したとしている。
DNPは、今回開発したラミネートチューブをトイレタリー・化粧品や食品メーカーに販売し、2020年度に年間20億円の売上を目指す。